アウディ・A4


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A4は、ドイツの自動車メーカー、アウディが製造・販売するセダン型およびステーションワゴン型の乗用車Dセグメント)である。

B9(5代目)セダン
アウディ・A4(初代)
B5
 

セダン

 
 

アバント(ワゴン)

概要
販売期間 1994年 - 2001年
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ワゴン
駆動方式 フロントエンジン・前輪駆動
四輪駆動
パワートレイン
変速機 5速MT
5速AT
4速AT
車両寸法
ホイールベース 2,607-2,617 mm
全長 4,448-4,479 mm
全幅 1,733-1,799 mm
全高 1,415-1,419 mm
車両重量 1,170-1,620 kg
系譜
先代 アウディ・80
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1994年80の後継車種として登場。

アウディ社内の型式では、80(B1 – B4系)を継承しており、本モデルはB5系となる。

5代目フォルクスワーゲン・パサートと共通のB5プラットフォーム英語版を使用する。パサートと同様に、縦置きエンジンでの前輪駆動を基本として、クワトロ四輪駆動)システムも選択できる。当初のボディタイプはセダンのみだったが、1995年ステーションワゴンの「アバント」が追加された。

ヨーロッパでは、VWの新技術 (pumpe-düse) が投入された出力110 PS (81 kW) の1.9 Lディーゼルエンジンを含む、1.6 Lから2.8 Lまでのエンジンを搭載したモデルが展開されていた。ただし、2.8 LのV6エンジンは、旧型の80/90からのキャリーオーバーで、1998年まで、北米でのみ販売された[注釈 1]。その他、当時、人気があったイギリスツーリングカー選手権などで採用されていたスーパーツーリングのために、アウディスポーツが開発した、気筒あたり5バルブの1.8 L直4 DOHC 20バルブエンジンも設定されており、ターボバージョンは、150 PS(110 kW)、210 N·mを発生した。この技術は、1996年にV6エンジンにも適用され、2.8 L V6 30バルブは、193 PS(142 kW)を発生した。

ATについては、ポルシェが開発し、クラッチレスマニュアルのような使い方をドライバーが選択可能なティプトロニックが採用された。

安全面では、80までのプロコン-テンが廃止され、エアバッグが搭載された。

アウディ・A4(2代目)
B6
 

セダン

 
 

アバント(ワゴン)

概要
販売期間 2000年 - 2005年
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ワゴン
2ドア カブリオレ
駆動方式 フロントエンジン・前輪駆動
四輪駆動
パワートレイン
変速機 5速MT
5速AT
マルチトロニックCVT
車両寸法
ホイールベース 2,650-2,651 mm
全長 4,544-4,586 mm
全幅 1,766-1,781 mm
全高 1,428-1,453 mm
車両重量 1,295-1,895kg
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2000年、B6プラットフォームを採用し、登場。

初代および一時期のアウディ・80で行われていた、パサートとのプラットフォーム共通化は、パサートがゴルフベースの横置きレイアウトを採用したことで、解消された。

既に販売されていたA6と共通コンセプトのデザインで、若干のサイズアップにより、居住性が改善された。さらに、サスペンションもアルミ製の新設計に変更された。

2001年5月、日本市場で発売開始。翌年には、ステーションワゴンのアバントおよび、初代では設定のなかったカブリオレが登場した。

エンジンは、先代からの持ち越し(キャリーオーバー)の他に、2.0 L直4と3.0 L V6が登場した。これを縦置きに配置し、前輪もしくは四輪を駆動するアウディ独特の機構を継承している。トランスミッションは、5速MT、6速MT、5速ATのほか、フロントエンジン・前輪駆動(FF)モデルでは、CVT(アウディでいうマルチトロニック)が登場した。日本仕様は、ATとCVTのみで、MTは用意されない。また、カブリオレは、FFのみとなる。

2004年2月、「1.8T クワトロ SE」が追加された[1]

2006年4月、日本市場において、カブリオレの販売を終了。そのまま絶版となった。

アウディ・A4(3代目)
B7
 

セダン

 
 

アバント(ワゴン)

概要
販売期間 2004年 - 2008年
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ワゴン
2ドア カブリオレ
駆動方式 フロントエンジン・前輪駆動/四輪駆動
パワートレイン
変速機 5速MT
6速AT
マルチトロニックCVT
車両寸法
ホイールベース 2,648-2,650 mm
全長 4,573-4,586 mm
全幅 1,772-1,816 mm
全高 1,391-1,453 mm
車両重量 1,290-1,895 kg
その他
姉妹車 セアト・エクセオ[2]
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2004年、本国で発表された[3]。日本市場では、翌年2月15日に発売された[4]

日本市場には、「2.0」、「2.0 TFSI クワトロ」、「3.2 FSI クワトロ」が導入される。アウディ80の時代から数えて、7世代目のモデルとなる。前面の大きく開いた「シングルフレームグリル」が特徴的で、前後して登場した、A3スポーツバックやA6とともに、同社の新しいデザイン様式となる。

先代とサイズはほぼ変わらず、実質的にはB6のマイナーチェンジにすぎないが、ボディパネルはルーフ以外を一新し、サスペンションは、上級グレードにあたるS4やA6から移植するなど[5]、大幅にリファインされた。エンジンも、2.0 L直噴ターボTFSI)と、3.2L直噴(FSI)などが新設されている。トランスミッションは、6速MTと6速AT、CVTがあるが、MTは日本未導入である。A3で採用されたSトロニックは採用されず、通常のトルクコンバータを介したものとCVT(FFモデルのみ)である。

セダンのほか、アバントとカブリオレも設定されたが[6]、カブリオレは、日本国内へ正規輸入されていない。装備を若干簡略化することで、価格を20万円ほど引き下げた「アトラクション」も追加され[7]、国内需要拡大が計られた。2006年末に、ユーロ高で価格が引き上げられたものの、スタート価格は、300万円台をキープしており、BMW・3シリーズメルセデス・ベンツ・Cクラスなどのライバル車種よりも、低い価格帯にあった。

2006年7月19日、カーナビゲーション媒体をDVDからHDDへ変更したり、一部グレードのエンジンを2.0 Lから1.8 Lターボにしたりするなど、小変更を重ねた[8]。なお、2006年のマイナーチェンジで、全車・右ハンドルのみの設定となった。

アウディ・A4(4代目)
B8
 

セダン

 

アバント(ワゴン)

 

車内

概要
販売期間 2008年 - 2015年
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ワゴン
駆動方式 フロントエンジン・前輪駆動
四輪駆動
パワートレイン
変速機 6速MT
7速DCT(S-tronic)
マルチトロニックCVT
車両寸法
ホイールベース 2,808 mm
全長 4,703 mm
全幅 1,826 mm
全高 1,427-1,436 mm
車両重量 1,427-1,735 kg
その他
その他 フォルクスワーゲン・MLBプラットフォーム
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2007年8月、セダンの写真と概要を先行公開し[9]、翌月のフランクフルトモーターショーで実車が公開された[10]

2008年2月、ジュネーブモータショーにて、ワゴンのアバントも発表された。2009年には、クロスオーバータイプのA4オールロード・クワトロも発表された。なお、先代まで存在したカブリオレは設定されず、派生車種として新たに登場したA5に引き継がれる形となった。

従来モデルより、前輪を前に配置することで、前後重量配分を適正化するなど、大幅な変更がされている。ホイールベースは、B7比で160 mmも延長された。また、アルミニウムを多用することで、軽量化も果たした。外見では、ヘッドライト下部に白色発光ダイオード式のポジショニングランプが設置されたことや、ドアノブがグリップタイプに変更された点が目立つ。

2008年3月、セダンの1.8 TFSIと3.2 FSI クワトロの2モデルが発売開始(全車・右ハンドル)[11]パワーステアリングは、低速時の手軽さと高速時の安定性を両立した、可変ギアレシオ式となり、従来は、A6以上のモデルにのみ装備されていた、MMI(マルチメディアインターフェース)も、地上デジタル放送対応フルセグチューナー内蔵となった。1.8 TFSIは、CVT(8段マニュアルモード付き)を採用し、前輪を駆動する。3.2 FSIクワトロは、6速ATの四輪駆動だが、通常時のトルク配分を、従来の前後比50:50から、RSシリーズと同じ40:60に変更したことで、よりスポーティーな味付けとなった。

2008年8月19日、A4のステーションワゴンモデル「A4アバント」を発売[12]

2009年2月15日、A4アバントをベースにした「A4オールロードクワトロ」を発表[13]。最低地上高をベース車に比べ60 mm上げ、180 mmとする。オーバーフェンダーやアンダーガード付き専用バンパーなどを装備する。

2009年3月25日、「A4/A4アバント」に、ターボチャージャー付き直列4気筒2.0 L直噴エンジンを搭載する「2.0 TFSI クワトロ」を追加した[14]。7速Sトロニックを搭載する。

オプションでは、ガラスサンルーフやバング&オルフセンのオーディオシステム、ATやサスペンション、パワーステアリングの特性をスイッチで切り替えられる「アウディドライブセレクト」が用意されている。

2012年4月3日、マイナーチェンジモデルを発表、同日より販売を開始した[15]。エクステリアは、シングルフレームグリルを立体的なデザインとしたほか、前後バンパー、ヘッドライト、テールランプ等のデザインが変更された。パワートレインは、2.0L直噴ターボエンジンで、全車にアイドリングストップ機構の「スタートストップシステム」が採用されている。

  • A4(リア)

  • 改良型(2011年 - 2016年)

  • 改良型(2011年 - 2016年)

  • A4 Avant改良型

アウディ・A4(5代目)
B9
 

Audi A4 2.0 TDI quattro

 

Audi A4 2.0 T quattro

 

Audi A4 2.0T quattro

概要
販売期間 2015年 -
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ワゴン
駆動方式 フロントエンジン・前輪駆動
四輪駆動
パワートレイン
変速機 6速MT
7速DCT(S-tronic)
8速AT(Tiptronic)
車両寸法
ホイールベース 2,825 mm
全長 4,735 mm
全幅 1,840 mm(2016-2021)
1,845 mm(2021-)
全高 1,410-1,435 mm
車両重量 1,340-1,695 kg
その他
プラットフォーム フォルクスワーゲン・MLBプラットフォーム英語版
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2015年6月29日、発表[16]。実車は、同年9月15日、フランクフルトモーターショーにて初公開された[17]

先代に比べて全長が25 mm、全幅が16 mm、ホイールベースが10 mm拡大され、室内空間も広くなった。欧州向けのパワートレインは、1.4 Lガソリンターボエンジン、2.0 Lガソリンターボエンジン、2.0 Lディーゼルターボエンジン、3.0 Lディーゼルターボエンジンが用意される[16]。トランスミッションは、6速MTと7速Sトロニックで、それぞれにFFと4WDが設定される。

モジュラープラットフォーム「MLB evo」をベースに、新世代の予防安全システム「アウディプレセンス」など最新技術を惜しみなく投入すると同時に、デザイン、品質、走行性能などすべての点を見直した[18]

開発にあたって、燃料消費とCO2の排出量を最大限削減しながら、安全性、快適性、走行性能といった面で、大胆な改善を果たすことがテーマとなった。エアロダイナミクスは、クラス最高のCd値 0.23(セダン)~0.26(アバント)を達成している[19]

安全対策の面でも、「アダプティブクルーズコントロール」に新たに加えられた機能「トラフィックジャムアシスト」は、アクセル、ブレーキに加えて、状況に応じてステアリング操作にまでシステムが介入するようになった。

アウディ独自のMMIコントロールユニットに加え、12.3インチの高輝度液晶モニターを用いたフルデジタルの多機能ディスプレイシステムである「アウディバーチャルコックピット」を新たに設定した。インターネットへの常時接続を可能にしたAudi connectに加えて、複数社のスマートフォンとの接続ができるAudiスマートフォンインターフェイスにより、コネクティビティも強化された。

マトリクスLED仕様も用意されたヘッドライトは、階段状のグラフィックが印象的で、ファイバーオプティクスにより映し出されるシャープなエッジがそれぞれ補助ライトとターンシグナルとしての機能を果たす。

外寸が若干大きくなっているにも関わらず、従来型と比べて、最大120kgも重量を減少させた。ボディそのものも、構造面での軽量化、及び強度に優れた熱間成型鋼板を多用することなどにより、従来型より15kg重量を削減した。

サスペンションシステムは、全面的に再設計されており、前後輪ともに5リンクのシステムを採用した。また、鍛造アルミなどの軽量素材を大胆に採用するなどして、大幅な軽量化も実現した。

オールロード クワトロは、アバントに対し、グラウンドクリアランスを30mm拡大した。全高が高くなったことに加えて、力強く張り出したホイールアーチ、クローム仕上げの垂直ルーバーを配したシングルフレームグリル、ボディとは対照色のサテライトシルバーで仕上げたアンダーボディプロテクション/リヤディフューザーといった特有のデザインが特徴である[20]

quattroシステムは、100%前輪駆動で走行が可能な新開発の「ultra(ウルトラ)テクノロジー」を初めて導入することで、走行状況に応じたインテリジェントな4WD制御を実現した。

アバントよりも30mm大きい170mmの地上最低高と、標準装備のquattroドライブシステムにより、軽度なラフロードまでであれば、本格SUVにも負けない走破性能を発揮する。アウディドライブセレクトに、新たにoffroadのモードを設定したことで、オフロードでの運転がより容易になり、能力も高まっている。

2017年8月17日、欧州市場向けに、A4アバントのCNG(天然ガス)仕様車「g-tron」の受注を開始[21]

2018年6月27日、欧州市場向けに、マイナーチェンジモデルを発表[22]。フロントバンパー、リアバンパー、ホイールのデザインが変更されたほか、「Sラインコンペティション」を新設定した。

2019年5月15日、欧州市場向けに、改良モデルを発表[23]。シングルフレームグリルを幅広なものに変更したほか、LEDヘッドライトやテールランプも新デザインとなった。パワートレインには、12Vのマイルドハイブリッドシステムが組み合わされた。

同日、欧州市場向けに、「A4オールロードクワトロ」の改良モデルを発表した[24]

  • A4 S line 欧州向け2018年改良モデル

  • A4 Avant S line 欧州向け2018年改良モデル

  • 2015年10月28日 - 東京モーターショーにて日本初公開[25]
  • 2016年
    • 2月8日 - セダンタイプの「A4」を発表[26]。同年2月19日より販売開始。パワートレインは2.0L直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンとデュアルクラッチトランスミッションの7速Sトロニックを組み合わせる。導入されるのはFF車は「2.0 TFSI」と「2.0 TFSIスポーツ」、4WD車は「2.0 TFSIクワトロ」と「2.0 TFSIクワトロ スポーツ」。スポーツでは外装や内装をスポーツ風に仕上げた「S line」が選択可能となっている。
    • 4月20日 - A4のステーションワゴンモデルである「A4アバント」を発表[27]。同年4月21日より販売開始。ラインナップはA4と同様である。
    • 9月6日 - クロスオーバーモデル「A4オールロードクワトロ」を発売[28]。最低地上高はベース車のA4アバントよりも30 mm高い140 mmとなっている。エクステリアにはシングルフレームグリルに縦のルーバーを配したほか、ホイールアーチ、アンダーボディープロテクションなどを装備している。
    • 10月25日 - 1.4L直列4気筒直噴ターボエンジン搭載モデル「1.4 TFSI」「1.4 TFSIスポーツ」をA4、A4アバント共に設定[29]。また同時に「S lineエクステリアパッケージ」が装備される「1.4 TFSI 1st edition」がA4、A4アバントにそれぞれ220台、230台で限定販売される。
    • 12月9日 - A4シリーズが「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」インポートオブ・ザ・イヤーを受賞[30]
  • 2017年11月16日 -「A4」「A4アバント」の仕様を一部変更[31]。「1.4 TFSIスポーツ」に、アダプティブクルーズコントロール、「アウディアクティブレーンアシスト」、3ゾーンオートマチックエアコンディショナーなどを標準装備した。また、「S line パッケージ」が選択可能になった。さらに「2.0 TFSI」および「2.0 TFSIクワトロ」に代わるグレードとして、スポーツバンパーや17インチアルミホイール、スポーツサスペンションなどを装備した「2.0 TFSIスポーツ」と「2.0 TFSIクワトロ スポーツ」を設定した。
  • 2018年
    • 8月20日 -「A4」「A4アバント」の特別仕様車「tuxedo style(タキシードスタイル)」を計500台限定で発売[32]。エクステリアにはSラインエクステリア、アウディスポーツ製19インチホイール、LEDヘッドライトとリアコンビネーションライトを、インテリアには黒を基調にパーシャルレザーを採用した。
    • 12月12日 -「A4オールロードクワトロ」の特別仕様車「A4オールロード aboslute」を125台限定で発売[33]。エクステリアには、専用塗装色の「クワンタムグレー」にコントラストペイントの「マンハッタングレーメタリック」を組み合わせた。また、アウディスポーツ製19インチホイール、マトリクスLEDヘッドライトやLEDリアコンビネーションライト、ヘッドライトウオッシャーも装備する。さらに、安全運転支援システムとして、アシスタンスパッケージを装備した。
  • 2019年
    • 1月16日 -「A4」「A4アバント」の仕様を変更[34]。「スポーツ」グレードに、「S line」用のフロントバンパーとクロームグリルを採用、アルミホイールのデザインも一新した。また、特別限定車「ブラックエレガンス」をセダン、アバント各125台ずつ(計250台)設定した。
    • 5月27日 -「A4」「A4アバント」の特別仕様車「Meisterstueck(マイスターシュトュック)」を発表し、同年6月11日より販売開始[35]。LEDライトや18インチアルミホイールなどを装備した。
  • 2020年10月7日 -「A4」「A4アバント」「A4オールロードクワトロ」のマイナーチェンジモデルを発表し、同日販売開始[36]。シングルフレームグリルをワイドなものに変更したほか、LEDヘッドライトやテールランプも新デザインとなった。また、ブリスターフェンダーを備え全幅を5 mm拡大。パワートレインには、12Vのマイルドハイブリッドシステムが組み合わせた。
  • 2021年1月7日 -「A4」「A4アバント」にディーゼルエンジン搭載モデルを設定し、同日販売開始[37]。FF車の「35 TDIアドバンス」「35 TDI Sライン」には最高出力163 PS、最大トルク380 N・mを発生する2.0L ディーゼルターボエンジンを搭載。また、12 Vのマイルドハイブリッドシステムを備えている。4WD車の「40 TDIクワトロ アドバンス」「40 TDIクワトロSライン」には最高出力190 PS、最大トルク400 N・mを発揮する2.0 Lディーゼルターボエンジンを搭載。FF車、4WD車共にトランスミッションは7速Sトロニックである。
  • A4改良モデル

  • A4改良モデル

  • A4 Avant改良モデル

  • A4 Avant改良モデル

  • A4 Allroad Quattro

  • A4 Allroad Quattro

  • A4 Allroad Quattro改良モデル

  • A4 Allroad Quattro改良モデル

中国市場では、2009年、4代目(B8)から「A4L」という名のロングホイールベースモデルのみが販売されている[38][39]。それ以前(2代目から3代目まで)は、標準ホイールベースモデルで販売されていた。

  • A4 L(B9)

  • A4 L(B9)

  1. ^ 日本市場でも、1996年モデルのみ、当エンジンを搭載した2.8クワトロが販売されていた。
  1. ^ アウディ『A4』の2004年モデル、1.8TクワトロSEを追加”. Response. (2004年2月9日). 2020年9月14日閲覧。
  2. ^ セアトの新型セダン…正体は旧型アウディ”. Response. (2009年1月5日). 2020年9月14日閲覧。
  3. ^ 新型アウディA4の日本導入計画”. Response. (2004年9月16日). 2020年9月14日閲覧。
  4. ^ 【アウディ A4 新型日本発表】顔が変わって新発売”. Response. (2005年2月15日). 2020年9月14日閲覧。
  5. ^ 【アウディ A4 新型日本発表】A6のサスペンションを移植”. Response. (2005年2月18日). 2020年9月14日閲覧。
  6. ^ 【フランクフルトモーターショー05】アウディ A4 カブリオレ”. Response. (2005年9月14日). 2020年9月14日閲覧。
  7. ^ アウディ A4 に18万−19万円安い廉価モデル”. Response. (2006年2月24日). 2020年9月14日閲覧。
  8. ^ アウディ A4/S4 一部改良…1.8リットルモデルを追加”. Response. (2006年7月19日). 2020年9月14日閲覧。
  9. ^ 【フランクフルトモーターショー07】アウディ A4 新型出品”. Response. (2007年9月1日). 2020年9月14日閲覧。
  10. ^ 【フランクフルトモーターショー07】アウディ A4 ワールドプレミア”. Response. (2007年9月12日). 2020年9月14日閲覧。
  11. ^ 【アウディ A4 日本発表】ふたつのモデルラインアップ”. Response. (2008年3月18日). 2020年9月14日閲覧。
  12. ^ 【アウディ A4アバント 日本発表】490リットルのラゲッジを確保”. Response. (2008年7月29日). 2020年9月14日閲覧。
  13. ^ ホーム 自動車 ニューモデル モーターショー 記事 シェア ツイート ブックマーク 後で読む シェア 【ジュネーブモーターショー09】アウディ オールロードクワトロ…A4にも登場”. Response. (2009年2月16日). 2020年9月14日閲覧。
  14. ^ アウディ A4 に 2.0リットルエンジン&クワトロを追加”. Response. (2009年3月25日). 2020年9月14日閲覧。
  15. ^ 「アウディA4」がマイナーチェンジ”. webCG (2012年4月4日). 2020年9月14日閲覧。
  16. ^ a b 新型アウディA4/A4アバントの概要が明らかに”. webCG (2015年6月30日). 2020年9月14日閲覧。
  17. ^ 【フランクフルトモーターショー15】アウディ A4 新型、初公開…最大120kgの軽量化”. Response. (2015年9月23日). 2020年9月14日閲覧。
  18. ^ プレミアムミッドサイズセダンの次なるスタンダード 新型 Audi A4を発表”. アウディ ジャパン. 2024年9月23日閲覧。
  19. ^ プレミアムステーションワゴンの世界的ヒット作 Audi A4 Avant をフルモデルチェンジ”. アウディ ジャパン. 2024年9月23日閲覧。
  20. ^ 時代をリードするオールラウンドなプレミアムクロスオーバー 新型Audi A4 allroad quattro を発売 新開発のquattroシステムを標準装備し、燃費も9%改善”. アウディ ジャパン. 2024年9月23日閲覧。
  21. ^ アウディ A4 / A5 新型にCNG車「g-tron」、欧州受注開始”. Response. (2017年8月18日). 2020年9月14日閲覧。
  22. ^ アウディ A4 改良新型…スポーティなキャラクターを強調[詳細画像]”. Response. (2018年6月29日). 2020年9月14日閲覧。
  23. ^ アウディ A4 改良新型、表情変化してマイルドハイブリッド採用 欧州発表”. Response. (2019年5月16日). 2020年9月14日閲覧。
  24. ^ アウディ A4オールロードクワトロ 改良新型、欧州で発表…オフロード性能を強化”. Response. (2019年5月17日). 2020年9月14日閲覧。
  25. ^ 【東京モーターショー 15】アウディ、新型 A4 を日本初公開…16年初めに発売へ”. Response. (2015年10月28日). 2020年9月14日閲覧。
  26. ^ アウディ、主力モデルの新型A4を日本で発表”. webCG (2016年2月8日). 2020年9月14日閲覧。
  27. ^ 新型アウディA4アバント、国内で正式デビュー”. webCG (2016年4月20日). 2020年9月14日閲覧。
  28. ^ 新型「アウディA4オールロードクワトロ」発売”. webCG (2016年9月6日). 2020年9月14日閲覧。
  29. ^ アウディ、「A4/A4アバント」に「1.4 TFSI」モデルを追加”. webCG (2016年10月25日). 2020年9月14日閲覧。
  30. ^ 【カーオブザイヤー16】インポート・カー・オブ・ザ・イヤーはアウディ A4 に”. Response. (2016年12月9日). 2020年9月14日閲覧。
  31. ^ アウディが「A4/A4アバント」の仕様を一部変更”. webCG (2017年11月16日). 2021年1月9日閲覧。
  32. ^ 「アウディA4」の限定車「タキシードスタイル」発売”. webCG (2018年8月20日). 2021年1月9日閲覧。
  33. ^ アウディ A4オールロード に限定車「aboslute」を設定…専用色や充実の装備 759万円”. Response. (2018年12月12日). 2021年1月9日閲覧。
  34. ^ アウディ A4シリーズ 仕様・価格を一部変更、特別限定車も発売”. Response. (2019年1月16日). 2021年1月9日閲覧。
  35. ^ 「アウディA4」の特別仕様車「マイスターシュトュック」登場”. webCG (2019年5月27日). 2021年1月9日閲覧。
  36. ^ アウディが「A4/S4」シリーズを大幅改良 エクステリアデザインを刷新”. webCG (2020年10月7日). 2021年1月9日閲覧。
  37. ^ アウディが「A4/A4アバント」に2種類のクリーンディーゼルエンジン搭載車を設定”. webCG (2021年1月7日). 2021年1月9日閲覧。
  38. ^ アウディ A4…中国専用のロングボディ登場”. Response. (2008年11月18日). 2020年9月14日閲覧。
  39. ^ 【北京モーターショー16】アウディ A4 新型に「A4L」…中国専用ロング初公開へ”. Response. (2016年4月21日). 2020年9月14日閲覧。

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