ウォータードラゴン属
ウィキメディアプロジェクトへの貢献者
Article Imagesこの記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "ウォータードラゴン属" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2013年8月)
ウォータードラゴン属 (Physignathus) は、爬虫綱有鱗目トカゲ亜目アガマ科に属する属の1つ。
ウォータードラゴン属 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インドシナウォータードラゴン Physignathus cocincinus | |||||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|
分布
- P. cocincinus インドシナウォータードラゴン
- P. lesueurii ヒガシウォータードラゴン
オーストラリア東部
形態
成体のオスには頭頂部や背面、尾にタテガミ状の鱗(クレスト)が発達する。
- P. cocincinus インドシナウォータードラゴン
全長60-90cm。体色は青みがかる緑色。ある程度の変色能力を持つ。中国に分布するものは明らかに別種であり、今後の研究が待たれる。
- P. lesueurii ヒガシウォータードラゴン
全長70cm。体型はがっしりしている。目から頚部にかけて黒い帯模様が入る。喉や腹部が赤やオレンジに染まる個体もいる。やや小型の亜種がいる。
インドシナ、ヒガシ共に研究が著しく遅れていて、この動物だけに注目する研究者がいないという状態である。中国産のクレストが発達した P. cocincinus は明らかに基本種と形態および性質が異なり別種であることは明らかである。離島産のものも若干の形態差があるものがあり、研究の前に産地が消滅してしまうなどして絶滅に瀕している。分類上もっとも近縁なのはモリドラゴンのグループであり、地表性の性質が強い物をウォータードラゴンとしている。川沿いの開けた森林に分布するのでウォーターの名称がついたと思われる。
生態
水辺の森林に生息し、半樹上棲で水上にはりだした木の上に入ることが多い。ウォータードラゴンの名前のとおり泳ぎや潜水が上手く、驚くと水中に飛びこんで逃げる。地上では後肢だけで立ちあがり走って逃げることもある。収斂現象として同じような環境に生息するイグアナ科のバシリスク属がいる。
分類
- Physignathus cocincinus インドシナウォータードラゴン Chinese water dragon
- Physignathus lesueurii ヒガシウォータードラゴン Australian water dragon
人間との関係
ペット用として輸入されることがある。インドシナウォータードラゴンは野生個体、繁殖個体共に流通し、ヒガシウォータードラゴンは繁殖個体が流通する。
驚くとケージ内を走り回り吻端をつぶしてしまうため、飼育には広いケージと落ち着いた環境が必要。また水辺の高温多湿の環境を好むため全身が浸かる事のできる水容器や全体を保温する設備も必要になる。
関連項目
ウィキスピーシーズにウォータードラゴン属に関する情報があります。
この項目は、動物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:生き物と自然/プロジェクト:生物)。 |