カルロス・エドゥアルド・ベンディニ・ジュスティ


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この名前は、ポルトガル語圏の人名慣習に従っています。第一姓(母方の姓)はベンディニ、第二姓(父方の姓)はジュスティです。

エドゥアルド(Eduardo)ことカルロス・エドゥアルド・ベンディニ・ジュスティ(Carlos Eduardo Bendini Giusti、1993年4月27日 - )は、ブラジルサンタカタリーナ州ガスパールポルトガル語版出身のプロサッカー選手Jリーグ横浜F・マリノス所属。ポジションはディフェンダー(センターバック、サイドバック)、ミッドフィールダー(ディフェンシブハーフ)。

エドゥアルド

横浜F・マリノスでのエドゥアルド
(2023年7月23日 国立競技場

名前
本名 カルロス・エドゥアルド・ベンディニ・ジュスティ
Carlos Eduardo Bendini Giusti
愛称 エドゥ、ドゥドゥ
ラテン文字 EDUARDO
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 1993年4月27日(31歳)
出身地 サンタカタリーナ州ガスパールポルトガル語版
身長 184cm
体重 84kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 横浜F・マリノス
ポジション DFCBSB
MFDH
背番号 5
利き足 左足
ユース
2002-2009 ブラジルの旗 トゥピ・デ・ガスパール
2009-2010 ブラジルの旗 CAメトロポリターノ
2010-2011 ブラジルの旗 リオ・クラロFC
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2011-2016 ブラジルの旗 CAメトロポリターノ 1 (0)
2013 オーストリアの旗 FCルステナウ07(loan) 12 (2)
2013 オーストリアの旗 SCアウストリア・ルステナウ(loan) 10 (0)
2013 日本の旗 ガイナーレ鳥取(loan) 15 (2)
2014 日本の旗 栃木SC(loan) 19 (2)
2014-2016 日本の旗 柏レイソル(loan) 35 (3)
2016 日本の旗 川崎フロンターレ(loan) 25 (0)
2017-2018 日本の旗 川崎フロンターレ 17 (1)
2019 日本の旗 松本山雅FC 7 (0)
2020-2021 日本の旗 サガン鳥栖 57 (3)
2022- 日本の旗 横浜F・マリノス 49 (1)
代表歴2
2014 ブラジルの旗 ブラジル U-21 1 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月4日現在。
2. 2014年12月25日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ガイナーレ鳥取栃木SC所属時およびブラジル代表での登録名は『ドゥドゥ[1]柏レイソル移籍以降は同名選手との重複を避けるため『エドゥアルド』を登録名としている。

経歴

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クラブ

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ブラジル時代

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8歳の時からCAトゥピポルトガル語版の下部組織に所属[2]。同クラブでの活躍が評価されてCAメトロポリターノに移り、2010年からはサンパウロ州リオ・クラロFCでプレーした[2]。メトロポリターノに復帰した2011年、17歳でプロデビューを果たした[2]

オーストリア時代

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2012年8月、オーストリア・ブンデスリーガ2部FCルステナウ07ドイツ語版期限付き移籍。翌年1月、同じオーストリア2部のSCアウストリア・ルステナウへ再び期限付き移籍した[3]

ガイナーレ鳥取

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2013年7月、J2ガイナーレ鳥取へ期限付き移籍[4]前田浩二監督によりセンターバック、左サイドバックボランチなど様々なポジションで起用され[5]、リーグ戦15試合に出場したが、シーズン終了後に退団が発表された[6]

栃木SC

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2014年1月、J2・栃木SCへ期限付き移籍[7]。第1節ジェフユナイテッド千葉戦からセンターバックのレギュラーを務め、リーグ戦19試合に出場した。

柏レイソル

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2014年8月、J1柏レイソルへ期限付き移籍[8]。同じ『ドゥドゥ』という登録名の選手(ルイス・エドゥアルド・ドス・サントス・ゴンザガ)が既に在籍していたため、登録名を『エドゥアルド』に変更した[9]。加入発表から4日後の第20節ヴィッセル神戸戦に先発出場し、前半アディショナルタイムに移籍後初得点を挙げた[10]

翌年は近藤直也増嶋竜也の負傷もあってセンターバックのレギュラーに定着し[11]、リーグ戦29試合に出場。AFCチャンピオンズリーグ2015では、消化試合となったグループリーグ第6節ベカメックス・ビンズオン戦を除く全9試合にフル出場し、ベスト8進出に貢献した。

川崎フロンターレ

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2016年2月、J1川崎フロンターレへ期限付き移籍[12]。開幕直後の移籍となったが川崎でも主力として活躍した。2017年から完全移籍[13]

松本山雅FC

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2019年1月、J1松本山雅FCへ完全移籍[14]

サガン鳥栖

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2019年12月、J1サガン鳥栖へ完全移籍[15]。2020シーズンは、リーグ戦21試合に出場し守備の要としてラインを統率。佐賀新聞社がサポーター投票をもとに選ぶ年間MVPに選出される活躍を見せた[16]

2021シーズンは、チームキャプテンに任命された。

横浜F・マリノス

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2022年2月2日、鳥栖との契約延長が発表され、エドゥアルドも鳥栖のキャンプに参加していたが、主力のチアゴ・マルチンスが移籍する事が決定的となり代わりを探していた横浜F・マリノスへの完全移籍が発表された[17][18]。シーズン序盤はビルドアップからのミスが散見され苦戦を強いられたが、7月の中断期間を経て先発に定着。チームのJ1リーグ優勝に貢献し、自身も2年連続で優秀選手賞に選出された[19]

2023シーズンは、水沼宏太小池龍太と共にチームの副キャプテンに就任。シーズン序盤は角田涼太朗の台頭により控えに回ったが、角田が負傷離脱して以降は先発に復帰。チームは惜しくもリーグ連覇を逃し2位に終わったが、自身は3年連続となる優秀選手賞を受賞した。

代表

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2014年11月、U-21ブラジル代表へ初招集され[1][20][21]中国武漢市で開催された国際親善大会に参加した[22]

個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2011 メトロポリターノ セリエD 1 0 - - 1 0
2012 0 0 - - 0 0
オーストリア リーグ戦 リーグ杯オーストリア杯 期間通算
2012-13 FCルステナウ07 5 ツヴァイテリーガ 12 2 - 2 0 14 2
SCアウストリア 2 10 0 - - 10 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2013 鳥取 6 J2 15 2 - 0 0 15 2
2014 栃木 22 19 2 - 0 0 19 2
24 J1 6 1 3 1 0 0 9 2
2015 13 29 2 1 0 3 0 33 2
2016 0 0 - - 0 0
川崎 23 25 0 5 0 5 2 35 2
2017 14 0 3 0 2 1 19 1
2018 3 1 0 0 1 0 4 1
2019 松本 15 7 0 4 1 0 0 11 1
2020 鳥栖 3 21 0 1 0 - 22 0
2021 36 3 0 0 3 0 39 3
2022 横浜FM 5 23 1 0 0 1 0 24 1
2023 26 0 7 0 1 1 34 1
通算 ブラジル セリエD 1 0 - - 1 0
オーストリア 2部 22 2 - 2 0 24 2
日本 J1 190 8 24 2 16 4 230 14
日本 J2 34 4 - 0 0 34 4
総通算 247 14 24 2 18 4 289 20
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2015 13 9 1
2017 川崎 23 1 0
2018 3 0
2022 横浜FM 5 2 0
2023-24 10 0
通算 AFC 25 1

出場歴

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代表歴

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出場大会

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タイトル

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クラブ

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川崎フロンターレ
横浜F・マリノス

脚注

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  1. ^ a b 柏のエドゥアルド、ブラジルU-21代表に選出”. フットボールチャンネル (2014年10月25日). 2014年12月25日閲覧。
  2. ^ a b c Gasparense é convocado para a Seleção Brasileira Sub-21”. Jornal Metas (2014年10月23日). 2014年12月25日閲覧。
  3. ^ Carlos Eduardo "Dudu" willkommen』(プレスリリース)SC Austria Lustenau、2013年1月30日。
  4. ^ DUDU(ドゥドゥ)選手 期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)ガイナーレ鳥取、2013年7月15日。
  5. ^ ドゥドゥ 2013 選手データ”. Football LAB. 2015年12月18日閲覧。
  6. ^ ドゥドゥ選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ』(プレスリリース)ガイナーレ鳥取、2013年12月12日。
  7. ^ ドゥドゥ選手 期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)栃木SC、2014年1月6日。
  8. ^ エドゥアルド選手が期限付き移籍加入』(プレスリリース)柏レイソル、2014年8月12日。
  9. ^ 栃木DFエドゥアルドが柏へ期限付き移籍「タイトル獲得の力になる」”. サッカーキング (2014年8月12日). 2014年12月25日閲覧。
  10. ^ 柏 DFエドゥアルドがデビュー弾 ホーム9戦負けなし”. スポニチ Sponichi Annex (2014年8月17日). 2014年12月25日閲覧。
  11. ^ 大島和人 (2015年9月7日). “戦術の定着、守備の安定......。吉田レイソルに地力は付いたのか?”. J論. 2015年12月18日閲覧。
  12. ^ エドゥアルド選手加入のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2016年2月28日。
  13. ^ エドゥアルド選手契約更新のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2017年1月2日。2017年1月2日閲覧
  14. ^ エドゥアルド選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)松本山雅FC、2019年1月11日。
  15. ^ エドゥアルド選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)サガン鳥栖。2020年9月11日閲覧
  16. ^ サガン年間MVPにエドゥアルド 佐賀新聞読者選出 佐賀新聞 - 2020年12月21日
  17. ^ 横浜F・マリノスが昨季のサガン鳥栖主将DFエドゥアルドを獲得…チアゴ・マルチンスが移籍へGoal.com 2022年2月2日
  18. ^ エドゥアルド選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)横浜F・マリノス。2022年2月2日閲覧
  19. ^ 2022Jリーグ優秀選手賞 受賞選手 決定Jリーグ公式 2022年11月6日
  20. ^ エドゥアルド選手が『U-21ブラジル代表』に選出』(プレスリリース)柏レイソル、2014年10月28日。
  21. ^ 石原遼一 (2014年10月29日). “U-21ブラジル代表に選出されたエドゥアルドに起こった、ひと騒動とは?”. BLOGOLA. 2014年12月25日閲覧。
  22. ^ ブラジル五輪代表が韓国を一蹴!柏レイソルのエドゥアルドはフル出場”. Football Web Magazine 『Qoly』 (2014年11月17日). 2014年12月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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