ヤマハ・RX


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曖昧さ回避 この項目では、ヤマハ発動機のオートバイについて説明しています。ヤマハの電子楽器については「ヤマハ・RXシリーズ」をご覧ください。

ヤマハ・RX(アールエックス)は、ヤマハ発動機が製造していたクルーザー(アメリカン)タイプのオートバイ50ccモデル(第一種原付)80ccモデル(第二種原付甲)がある。

ヤマハ・RX50

基本情報
排気量クラス 原動機付自転車
メーカー 日本の旗ヤマハ発動機
車体型式 4U5/4U6
エンジン 49 cm3 2サイクル

空冷ピストンリードバルブ・単気筒

内径×行程 / 圧縮比 40 mm × 39.7 mm / 7.4:1
最高出力 7.0ps/9,000rpm
最大トルク 0.57kgf・m/8,000rpm
乾燥重量 75 kg
車両重量 84 kg

      詳細情報

製造国 日本の旗 日本
製造期間 1980年 − 1984年?
タイプ アメリカン
設計統括
デザイン
フレーム 鋼管セミダブルクレードル
全長×全幅×全高 1,880 mm × 805 mm × 1,110 mm
ホイールベース 1,230 mm
最低地上高 205 mm
シート高 725 mm
燃料供給装置 キャブレター
始動方式 プライマリーキック
潤滑方式
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 リターン式5段
サスペンション テレスコピック
スイングアーム
キャスター / トレール
ブレーキ シングルディスク
ドラム
タイヤサイズ 2.50−19-4PR
3.50-16-4PR
最高速度
乗車定員 1人
燃料タンク容量 8.5 L
燃費 80 km/L
カラーバリエーション ブリリアントレッド
ニューヤマハブラック
ニューミッドナイトブルー
本体価格 158,000円(キャストホイール)
143,000円(スポークホイール)
備考
先代
後継 ヤマハ・RZ
姉妹車 / OEM
同クラスの車
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1978年に発売されたXS650 Spacialをきっかけとして流行した「ホースバックライディング」すなわちアメリカンタイプのオートバイを、ヤマハは「スペシャル」タイプとして展開した[1]。ヤマハ・RXはこの流れを原付にまで広げたものである。

50ccモデルはRX50 Spacialとして1980年に発売された[1]GT50系のエンジンをベースとし、同クラスとしてはハイパワーな7.0馬力に設定された空冷2ストローク単気筒49ccエンジンを搭載する[2]。原付クラスとしては大柄な車体にパワフルなエンジン、タンデムシート風のロングシート後部には小物入れを装備するなど高い実用性を備えるとともに[2]、キャストホイール仕様(4U5型)とスポークホイール仕様(4U6型)との2タイプがラインナップされた[2]。1982年にはカラーリングとグラフィックを変更したニューモデルが投入されている[3]

また、その他のバリエーションとして、車体外装を黒色で統一した特別仕様車の「RX50ミッドナイトスペシャル」が存在する[4]

この節の加筆が望まれています。 2015年3月

ヤマハ・RX80

基本情報
排気量クラス 小型自動二輪車
メーカー  ヤマハ発動機
車体型式 5L6
エンジン 79 cm3 2サイクル

空冷ピストンリードバルブ・単気筒

最高出力 8.1ps/7,500rpm
最大トルク 0.78kgf・m/7,000rpm
乾燥重量 81 kg

      詳細情報

製造国   日本
製造期間 1981年 − 1984年
タイプ アメリカン
設計統括
デザイン
フレーム 鋼管セミダブルクレードル
全長×全幅×全高 1,950 mm × 805 mm × 1,110 mm
ホイールベース 1,230 mm
最低地上高 205 mm
シート高 725 mm
燃料供給装置 キャブレター
始動方式 プライマリーキック
潤滑方式
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 リターン式5段
サスペンション テレスコピック
スイングアーム
キャスター / トレール
ブレーキ シングルディスク
ドラム
タイヤサイズ 2.50−19-4PR
3.50-19-4PR
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 8.5 L
燃費
カラーバリエーション ブリリアントレッド
ニューヤマハブラック
本体価格 163,000円
備考
先代
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車
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80ccモデルはRX80 Spacialとして1981年に発売された[5][4]GT80系のエンジンをベースとし、同クラスとしてはハイパワーな8.1馬力に設定された空冷2ストローク単気筒79ccエンジンを搭載する[4]。原付二種クラスとしては大柄な車体に、タンデム可能な段付きシートを装備しており[4]、キャストホイール仕様のみがラインナップされた。1982年にはカラーリングとグラフィックを変更したニューモデルが投入されている[3]

この節の加筆が望まれています。 2015年3月

 
Yamaha RX135

RX100RX135RX180は、RD90をベースとした輸出専用の国外仕様モデルである。

  • RX100
  • RX135
  • RX185

この節の加筆が望まれています。 2015年3月

  1. ^ a b ヤマハニュース、1980年8月号、P.13
  2. ^ a b c 20世紀のアイアンホース達、P.192
  3. ^ a b ヤマハニュース、1982年3月号、P.23
  4. ^ a b c d 20世紀のアイアンホース達、P.197
  5. ^ ヤマハニュース、1981年3月号、P.15