井川町


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井川町(いかわまち)は、秋田県の中央部に位置する。町並みは出羽丘陵に源を発して八郎潟(残存湖)に注ぐ井川に沿って形成されている[1]南秋田郡に属する。

いかわまち ウィキデータを編集
井川町
井川町旗 井川町章
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 秋田県
南秋田郡
市町村コード 05366-0
法人番号 3000020053660 ウィキデータを編集
面積 47.95km2
(境界未定部分あり)
総人口 4,164[編集]
推計人口、2024年9月1日)
人口密度 86.8人/km2
隣接自治体 秋田市潟上市南秋田郡五城目町八郎潟町大潟村
町の木 クロマツ
町の花 サクラ
町の鳥 ヤマドリ
井川町役場
町長 齋藤多聞
所在地 018-1596
秋田県南秋田郡井川町北川尻字海老沢樋ノ口78-1
北緯39度54分51秒 東経140度04分53秒 / 北緯39.91414度 東経140.08142度座標: 北緯39度54分51秒 東経140度04分53秒 / 北緯39.91414度 東経140.08142度
井川町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

井川町位置図

― 市 / ― 町・村

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東西に約14km、南北に約4kmと細長い町で、俎山が東端に位置している[1]。地形は東部は波状形の段丘、西部は平坦な水田地帯である[1]

八郎潟調整池に境界未定部分がある[2]

町の人口が最多となったのは町制施行前の井川村が誕生した1955年(昭和30年)で7,763人だった[3]

 
井川町と全国の年齢別人口分布(2005年) 井川町の年齢・男女別人口分布(2005年)

紫色 ― 井川町
緑色 ― 日本全国

青色 ― 男性
赤色 ― 女性

井川町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 6,669人
1975年(昭和50年) 6,427人
1980年(昭和55年) 6,380人
1985年(昭和60年) 6,316人
1990年(平成2年) 6,294人
1995年(平成7年) 6,208人
2000年(平成12年) 6,116人
2005年(平成17年) 5,847人
2010年(平成22年) 5,493人
2015年(平成27年) 4,986人
2020年(令和2年) 4,566人
総務省統計局 国勢調査より

鎌倉時代の『吾妻鏡』に「出羽国秋田郡湯河」とあり、これが井川にあたると考えられている[1]

2015年2月15日投開票の町長選挙の結果、齋藤正寧の長男で、元団体職員の齋藤多聞が初当選し、同年2月15日に就任した。齋藤多聞は、曽祖父・祖父が旧上井河村村長、父が前町長と、直系4代で町村長を務めた家系の出身となる[4][注 1]
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
村長職務執行者 齋藤正作 1955年(昭和30年)2月1日 1955年(昭和30年)3月13日 上井河村長。後に県議に転出。
1 遠藤三之丞 1955年(昭和30年)3月14日 1959年(昭和34年)2月23日
2-6 鷲谷嘉兵衛 1959年(昭和34年)3月1日 1979年(昭和54年)2月28日
7-15 齋藤正寧 1979年(昭和54年)3月1日 2015年(平成27年)1月5日
(任期途中での死亡退任)
元県議。齋藤正作の長男。
町長職務代理者 遠藤兼美 2015年(平成27年)1月5日 2015年(平成27年)2月15日
16-18 齋藤多聞 2015年(平成27年)2月15日 (現職) 齋藤正寧の長男。

町内を担当する集配局は、潟上市飯田川郵便局ゆうゆう窓口機能は秋田中央郵便局が担当)。

指定金融機関秋田銀行(取りまとめ店は五城目支店)となっている。
  • 井川町立井川義務教育学校

2018年4月に、井川町立井川中学校の敷地を利用して、小中一貫教育を行う、秋田県内では初となる義務教育学校が設置された。これに伴い、井川町立井川小学校と井川町立井川中学校は閉校となった。

町内に公立の病院はなく、八郎潟町にある湖東厚生病院まで無料の井川町巡回バス「さくら号」「ゆうゆう号」を運行している。

 
井川さくら駅

秋田市と同じ、018である。収容局と局番は以下の通り。

  • 井川…854-6、855-6、874-2〜4
井川さくら駅日本国花苑が登場している。
井川町、五城目町潟上市などがロケ地となっている。
  1. ^ a b c d 秋田県井川町”. 井川町. 2024年9月18日閲覧。
  2. ^ 湖沼面積” (PDF). 国土地理院 (2015年3月6日). 2015年3月9日閲覧。
  3. ^ 広報いかわ2020年9月号”. 井川町. p. 7. 2024年9月18日閲覧。
  4. ^ <井川町長>曽祖父から直系4代首長河北新報2015年03月02日月曜日(2015年3月2日閲覧)
  1. ^ 同一の自治体で直系の親子3代共に首長就任という事例は、宮城県黒川郡大衡村埼玉県浦和市(現在のさいたま市)等で存在するが、途中の自治体合併を経たかどうかを問わず、直系4代という事例はこれまでの記録上存在していない状態だった。

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