甲虫類


ウィキメディアプロジェクトへの貢献者

Article Images

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。このテンプレートの使い方
出典検索?"甲虫類" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2021年7月)

甲虫類(こうちゅうるい)は、昆虫綱有翅昆虫亜綱コウチュウ目甲虫目鞘翅目(しょうしもく)とも)に分類される昆虫の総称。カブトムシクワガタムシカミキリムシゲンゴロウオサムシホタルテントウムシゾウムシなど、非常に多様な昆虫が所属する。

コウチュウ目(甲虫目)・鞘翅目

生息年代: 318–0 Ma

分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目 Coleoptera
Linnaeus, 1758
英名
Beetle
亜目

概要

編集

昆虫類のみならず動物全体においても最大のである。名のあるものだけでも35万種以上が知られており、未だに次々と新しい種類が報告されている。食性も多様で、虫食、腐肉食、糞食、葉食、樹木食、樹液食、菌食、蜜食などがある。

成虫クチクラで形成された頑丈な外骨格が発達しているため、「甲虫」の名がある。前翅が硬化して、「鞘翅」という器官になっているのが特徴で、薄くて大きい後翅と腹部を保護する役割をしている。鞘翅目という名称もこの前翅の形状からつけられた。ただし一部には前翅が薄いものや、ハネカクシツチハンミョウのように腹部が大きくはみ出たものもいる。

飛ぶ時は前翅にしまわれていた膜状の後翅を広げ、羽ばたかせて飛び、前翅は主に平衡を保つのに使われる。ただしツチハンミョウや一部のホタルヒメボタルなど)のメスのように翅が退化したもの、一部のオサムシゴミムシのように2枚の前翅が互いにくっついて後翅が完全に封印されたものなどもおり、これらは飛ぶことができない。その一方で、ハナムグリのように、前翅を開くことはできなくても、その下から後翅を出して飛べる種類も存在する。

変態 - 幼虫 - - 成虫という完全変態を行う。幼虫には翅はなく、成虫とは似つかない姿をしており、成虫とは食物が違うものが多い。なおツチハンミョウなどは成長段階に応じて幼虫の期間内でも形態が変化するので「過変態」とよばれる。

分類

編集

ナガヒラタムシ亜目(始原亜目) Archostemata

編集

ナガヒラタムシ上科 Cupedoidea

オサムシ亜目(食肉亜目) Adephaga

編集

ツブミズムシ亜目(粘食亜目) Myxophaga

編集

ツブミズムシ上科 Microsporioidea

カブトムシ亜目(多食亜目) Polyphaga

編集

ガムシ上科 Hydrophiloidea
エンマムシ上科 Histeroidea
ハネカクシ上科 Staphylinoidea
コガネムシ上科 Scarabaeoidea
マルトゲムシ上科 Byrrhoidea
タマムシ上科 Buprestoidea
コメツキムシ上科 Elateroidea
ドロムシ上科 Dryopoidea
ホタル上科 Cantharoidea
カツオブシムシ上科 Dermestoidea
ナガシンクイ上科 Bostrychoidea
ツツシンクイ上科 Lymexyloidea
カッコウムシ上科 Cleroidea
ヒラタムシ上科 Cucujoidea
ゴミムシダマシ上科 Tenebrionoidea
ハムシ上科 Chrysomeloidea
ゾウムシ上科 Curculionoidea
マルハナノミ上科 Scirtoidea
ナガハナノミダマシ上科 Artematopodoidea
ナガフナガタムシ上科 Dascilloidea

他にも多くの科が認められている。

参考文献

編集

関連項目

編集

ウィキスピーシーズにコウチュウ目に関する情報があります。

ウィキメディア・コモンズには、コウチュウ目に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

編集

 

この項目は、動物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますPortal:生き物と自然プロジェクト:生物)。