電車でGO!
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Article Images各作品の収録路線名の表記は、実際の路線の正式名称ではないものもある。またダイヤ、使用車両、駅名など、現在とは異なっている場合もある。
コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)の審査を通した作品は全て全年齢対象となっている。
なお、各項目の「AC」は「arcade」の略で「アーケード(ゲームセンター用据え置き)版」を、「PS」はソニー・インタラクティブエンタテインメント製PlayStationシリーズ向けソフトウェアを、「Win」はマイクロソフト製Windowsシリーズの各日本語版を表す。
- AC:1997年(平成9年)2月10日発売[10](タイトル表記では1996年)
- PS:1997年(平成9年)12月18日発売(売り上げ:約102万本)
- Win:1999年(平成11年)4月23日(アンバランス(UNBALANCE)発売)
- GBC:1999年(平成11年)12月10日
アーケード版リリース後には、東京の新宿駅東口[4]と大阪でイベント「電車でGO!運転手は君だ!祭り」が開催された。 またバージョンアップ版として『電車でGO! EX』がある。AC版は1997年(平成9年)9月ごろ稼動。セガサターン版は1998年(平成10年)10月1日発売。バグフィックスが行われたほかに「京浜東北線EXTRA」と「山手線EXTRA」が追加され、天候が雪の状態で運転が可能となっている。セガサターン版は当初は日本フレックスから発売される予定だったが、発売前に同社が倒産したためタカラが販売を引き継ぐ形となり、セガサターン対応専用コントローラーも同時に発売された。
携帯機用としてはワンダースワン版が1999年(平成11年)3月4日発売。ゲームボーイカラー版が1999年(平成11年)12月10日にサイバーフロントから発売。
その後PS用の廉価版として2003年(平成15年)1月30日に『SIMPLE1500シリーズ Vol.103 THE 元祖電車運転士』がディースリー・パブリッシャーから発売された。内容は『電車でGO!』と同様。
運転できるのは以下の4路線であり、それぞれ無印とEXTRAの2種類がある。無印は全機種無条件で運転できるが、EXTRAは機種によって運転するための条件、運転できる路線が異なる。詳細は「#機種別選択可能路線一覧」を参照。 なお、収録路線を走る車両の全ては引退・転属している。
- 山陰本線(嵯峨野線)
- 普通(亀岡駅→京都駅[注 6])
- キハ58系
- 発売当時すでに電化されていたが、収録された路線は全線非電化で嵯峨駅 - 馬堀駅間は1989年(平成元年)3月5日以前の旧線(現在の嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線)を走行する。実際の非電化時代との相違点として、嵯峨駅の駅名が電化後の「嵯峨嵐山」になっているほか、当時未開業の太秦駅も登場している[注 7]。後に『プロフェッショナル仕様』で再録された際には、前者は「嵯峨」に修正されたが、太秦駅は依然として存在していた。『3』でも太秦駅は存在し、前者に関しても「嵯峨嵐山」名義に戻されている。
- 本作で採用された理由として、齋藤晃が京都市出身で京都学園大学(京都府亀岡市、現:京都先端科学大学)へ通学しており、「他の路線が大都市圏の通勤路線ばかりだったので、渓谷の景色が楽しめ変化に富む線形だった」と暗に認める発言をしている[2]。
- キハ58系
- 京浜東北線
- 品川・大井町・大森・蒲田・川崎・鶴見・新子安・東神奈川・横浜
- 山手線
- 渋谷・恵比寿・目黒・五反田・大崎・品川・田町・浜松町・新橋・有楽町・東京[注 10]
- 山陰本線
- 亀岡・馬堀・保津峡(現:トロッコ保津峡駅)・嵯峨嵐山・太秦・花園・二条・丹波口・京都[注 11]
- 東海道線
- 京都・西大路・向日町・長岡京・高槻・摂津富田・茨木・千里丘、岸辺・吹田・東淀川・新大阪・大阪[注 12]
オープニング映像には、CGを用いたもの(使用曲は「Go! Go! Train」)と実写を用いたもの(使用曲は「Wind Of Blue」)の計2種類がある。エンディング映像には、CGを用いたものが2種類(コンティニューの有無によって映像が異なる)と各路線ごとに実写を用いたものが4種類(ハード以上でノーコンティニュークリアするとその路線に応じた映像が流れる)の計6種類がある(いずれも使用曲は「Take Me Sunset」)。
ランキングは1路線(無印・EXTRAおよびFREE・SNOWは区別しない)につき、10位以内までネーム・エントリーができる。
難易度は山陰本線のみ「初級」、他は「上級」となっている。ダイヤは後発作品では5秒単位で設定されているが、この作品のみ1秒単位で設定されている。また難易度設定により各駅の到着時刻が数秒ほど変化し、難易度の設定が高いほど早くなる。
PS版には各路線の無印が運転できる「業務用モード」に加え、山陰本線の亀岡→馬堀間を鉄ちゃんの指示通りに運転する[注 13]「入門モード」と、『SIDE BY SIDE SPECIAL』の体験版が収録されている。タイトーから発売されたPS版の専用コントローラーはブレーキバーとマスターコントローラーが配置され、「ミニチュアの運転席」といった趣になっている。
閉塞間隔は路線ごとに固定されており、次停車駅の停止位置を基準に山陰本線は330 m間隔、京浜東北線は400 m間隔、東海道本線は450 m(EXTRAは350 m)間隔、山手線は300 m間隔となっている。
この作品では停車駅ごとに駅構内進入制限速度が設定されており、それを超えてホームに進入すると停車後に減点される。進入速度は基本的に山陰本線が70 km/h、京浜東北線・東海道本線・山手線が75 km/hだが、山手線を除き一部の駅では例外的にそれよりも低い速度となっている[注 3]。
PS版には当作品の体験版があり、山陰本線のみ運転できるようになっている(残りの路線は「工事中」と表示され選択できない。)。
SS版には各路線の無印とEXTRAが運転できる「ORIGINAL MODE」に加え、隠し機能として、持ち時間が999秒の状態から運転する「FREE MODE」と、常時天候が雪の状態で運転する「SNOW MODE」が収録されている。
- ●:選択可能
- ○:一定条件を満たすと選択可能
- ×:選択不可能
- 「備考・その他」はイベントが発生する駅または駅間と括弧内にそのイベント内容などを記載している。
モード | 路線名 | 列車 種別 |
乗務 区間 |
使用 車両 |
級位 | 初期 持ち時間 |
天候 | 備考 その他 |
製品版 | 体験版 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
無印 | EX | 無印 | |||||||||||||||
AC 版 |
復刻 版 |
PS 版 |
WS 版 |
WIN 版 |
GBC 版 |
AC 版 |
SS 版 |
PS 版 | |||||||||
入門モード [* 1] |
山陰本線 | 普通 | 亀岡駅 ↓ 馬堀駅 |
キハ58系 | なし | なし [* 2] |
晴 | 鉄ちゃんの指示に 従って運転する[* 3] |
× | × | ● | × | × | × | × | × | × |
業務用モード ORIGINAL MODE [* 1] |
山陰本線[* 4] | 普通 | 亀岡駅 ↓ 嵯峨嵐山駅 丹波口駅 ↓ 京都駅 |
キハ58系 | 初級 | 30秒 [* 5] |
晴 | 保津峡駅→嵯峨嵐山駅間 (注意信号)[* 6] 嵯峨嵐山駅→丹波口駅間は省略 |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● [* 7] |
京浜東北線 | 普通 | 品川駅 ↓ 横浜駅 |
209系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
晴 [* 8] |
大森駅→蒲田駅間 鶴見駅→新子安駅間 (踏切事故)[* 9] 蒲田駅→川崎駅間 (注意信号)[* 6] 新子安駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | × | |
東海道本線 | 快速 | 京都駅 ↓ 大阪駅 |
221系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
晴 [* 8] |
長岡京駅→高槻駅間 (踏切事故)[* 9] 茨木駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | × | |
山手線 | 普通 | 渋谷駅 ↓ 品川駅 ↓ 東京駅 |
205系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
晴 [* 8] |
恵比寿駅→目黒駅間 大崎駅→品川駅間 品川駅→田町駅間 (徐行標識)[* 9] 田町駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | × | |
山陰本線EXTRA (LONG[* 11]) |
普通 | 亀岡駅 ↓ 京都駅 |
キハ58系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
晴 [* 8] |
保津峡駅→嵯峨嵐山駅間 (踏切事故)[* 9] 花園駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
○ [* 12] |
○ [* 13] |
× | × | ● | × | ○ [* 12] |
● | × | |
京浜東北線EXTRA (EXTRA[* 11]) |
普通 | 品川駅 ↓ 横浜駅 |
209系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
雨 [* 14] |
大森駅→蒲田駅間 鶴見駅→新子安駅間 (踏切事故)[* 9] 蒲田駅→川崎駅間 (注意信号)[* 6] 新子安駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | ○ [* 15] |
● | × | |
東海道本線EXTRA (EXTRA[* 11]) |
普通 | 高槻駅 ↓ 大阪駅 |
221系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
晴 [* 8] |
吹田駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
○ [* 15] |
○ [* 16] |
× | × | ● | × | ○ [* 15] |
● | × | |
山手線EXTRA (EXTRA[* 11]) |
普通 | 渋谷駅 ↓ 品川駅 ↓ 東京駅 |
205系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
雨 [* 14] |
恵比寿駅→目黒駅間 大崎駅→品川駅間 品川駅→田町駅間 (徐行標識)[* 9] 田町駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | ○ [* 12] |
● | × | |
FREE MODE [* 1][* 17] |
山陰本線[* 4] (FREE[* 11]) |
普通 | 亀岡駅 ↓ 嵯峨嵐山駅 丹波口駅 ↓ 京都駅 |
キハ58系 | 初級 | 999秒 | 晴 | 保津峡駅→嵯峨嵐山駅間 (注意信号)[* 6] 嵯峨嵐山駅→丹波口駅間は省略 |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× |
京浜東北線 (FREE[* 11]) |
普通 | 品川駅 ↓ 横浜駅 |
209系 | 上級 | 999秒 | 晴 [* 8] |
大森駅→蒲田駅間 鶴見駅→新子安駅間 (踏切事故)[* 9] 蒲田駅→川崎駅間 (注意信号)[* 6] 新子安駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
東海道本線 (FREE[* 11]) |
快速 | 京都駅 ↓ 大阪駅 |
221系 | 上級 | 999秒 | 晴 [* 8] |
長岡京駅→高槻駅間 (踏切事故)[* 9] 茨木駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
山手線 (FREE[* 11]) |
普通 | 渋谷駅 ↓ 品川駅 ↓ 東京駅 |
205系 | 上級 | 999秒 | 晴 [* 8] |
恵比寿駅→目黒駅間 大崎駅→品川駅間 品川駅→田町駅間 (徐行標識)[* 9] 田町駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
山陰本線EXTRA (FREE[* 11]) |
普通 | 亀岡駅 ↓ 京都駅 |
キハ58系 | 上級 | 999秒 | 晴 [* 8] |
保津峡駅→嵯峨嵐山駅間 (踏切事故)[* 9] 花園駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
京浜東北線EXTRA (FREE[* 11]) |
普通 | 品川駅 ↓ 横浜駅 |
209系 | 上級 | 999秒 | 雨 [* 14] |
大森駅→蒲田駅間 鶴見駅→新子安駅間 (踏切事故)[* 9] 蒲田駅→川崎駅間 (注意信号)[* 6] 新子安駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
東海道本線EXTRA (FREE[* 11]) |
普通 | 高槻駅 ↓ 大阪駅 |
221系 | 上級 | 999秒 | 晴 [* 8] |
吹田駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
山手線EXTRA(FREE[* 11]) | 普通 | 渋谷駅 ↓ 品川駅 ↓ 東京駅 |
205系 | 上級 | 999秒 | 雨 [* 14] |
恵比寿駅→目黒駅間 大崎駅→品川駅間 品川駅→田町駅間 (徐行標識)[* 9] 田町駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
SNOW MODE [* 1][* 18] |
山陰本線[* 4] (SNOW[* 11]) |
普通 | 亀岡駅 ↓ 嵯峨嵐山駅 丹波口駅 ↓ 京都駅 |
キハ58系 | 初級 | 30秒 [* 5] |
雪 | 保津峡駅→嵯峨嵐山駅間 (注意信号)[* 6] 嵯峨嵐山駅→丹波口駅間は省略 |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× |
京浜東北線 (SNOW[* 11]) |
普通 | 品川駅 ↓ 横浜駅 |
209系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
雪 | 大森駅→蒲田駅間 鶴見駅→新子安駅間 (踏切事故)[* 9] 蒲田駅→川崎駅間 (注意信号)[* 6] 新子安駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
東海道本線 (SNOW[* 11]) |
快速 | 京都駅 ↓ 大阪駅 |
221系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
雪 | 長岡京駅→高槻駅間 (踏切事故)[* 9] 茨木駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
山手線 (SNOW[* 11]) |
普通 | 渋谷駅 ↓ 品川駅 ↓ 東京駅 |
205系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
雪 | 恵比寿駅→目黒駅間 大崎駅→品川駅間 品川駅→田駅町間 (徐行標識)[* 9] 田町駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
山陰本線EXTRA (SNOW[* 11]) |
普通 | 亀岡駅 ↓ 京都駅 |
キハ58系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
雪 | 保津峡駅→嵯峨嵐山駅間 (踏切事故)[* 9] 花園駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
京浜東北線EXTRA (SNOW[* 11]) |
普通 | 品川駅 ↓ 横浜駅 |
209系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
雪 | 大森駅→蒲田駅間 鶴見駅→新子安駅間 (踏切事故)[* 9] 蒲田駅→川崎駅間 (注意信号)[* 6] 新子安駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
東海道本線EXTRA (SNOW[* 11]) |
普通 | 高槻駅 ↓ 大阪駅 |
221系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
雪 | 吹田駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
山手線EXTRA (SNOW[* 11]) |
普通 | 渋谷駅 ↓ 品川駅 ↓ 東京駅 |
205系 | 上級 | 30秒 [* 5] |
雪 | 恵比寿駅→目黒駅間 大崎駅→品川駅間 品川駅→田町駅間 (徐行標識)[* 9] 田町駅 (ボーナスゲーム)[* 10] |
× | × | × | × | × | × | × | ○ [* 17] |
× | |
|
- AC:1998年(平成10年)3月ごろ稼動(タイトル表記では1997年)
- PlayStation・Win:1999年(平成11年)3月18日発売[11] - PS版には、高速編のサブタイトルはない[12](売り上げ:約50万本)
車両・路線が追加された『電車でGO!2高速編 3000番台』はAC版が1998年(平成10年)9月ごろ稼動。DC版は2000年(平成12年)1月20日発売。さらにこの作品はNINTENDO64向けに『電車でGO!64』として1999年(平成11年)7月23日に発売され、音声認識にも対応している。
携帯機用としてはWS版が『電車でGO!2』として1999年(平成11年)10月7日に発売。
同作は『電車でGO!』の拡張仕様バージョンとされており、秋田新幹線から鹿児島本線に至るまで、10路線が収録されている[13]。
シリーズ初の私鉄編である。『電車でGO!』では初めてPlayStation向けに新規開発され、新たな試みとして路面電車やモノレールを収録。フリーラン機能もシリーズで初めて実装された。一部ダイヤは特定の条件を満たすと運転できるようになる(Windows版は最初から運転可)。
シリーズで唯一モノレールを運転できる作品である。なお、実際のモンキーパークモノレール線はスタフ閉塞式が採用されていたが、ゲームでは再現されておらず自動信号となっている。
宣伝キャラクターは岐阜県出身で、「私鉄沿線」をヒット曲に持つ野口五郎が担当した[14]。おまけとして、ワンハンドルコントローラ専用のミニゲーム「ワンコンでDo?」が5種類ある。
2002年(平成14年)8月29日には廉価版として『SIMPLE1500シリーズ Vol.102 THE 電車運転士』がディースリー・パブリッシャーから発売。内容は『名古屋鉄道編』と同様。
2007年(平成19年)7月には、名鉄本線パートを携帯電話向けに移植した『電車でGO! 名鉄編』が配信された[15]。
- 名古屋本線
- 特急(一部特別車)新岐阜行き(新名古屋駅→新岐阜駅)
- 急行弥富行き(新名古屋駅→須ヶ口駅)
- 普通新岐阜行き(須ヶ口駅→新岐阜駅)
- 高速[注 14]新岐阜行き(新名古屋駅→新岐阜駅)
- 3400系(隠しダイヤ)
- 犬山線
- 特急(全車特別車)新鵜沼行き(新名古屋駅→新鵜沼駅)
- 1000系
- 1600系(隠しダイヤ)
- 特急「北アルプス」高山行き[注 15](新名古屋駅→犬山駅)
- 急行御嵩行き(新名古屋駅→岩倉駅)
- 普通柏森行き(西春駅→柏森駅)
- モンキーパークモノレール線[注 18]
- 普通動物園行き(犬山遊園駅→動物園駅)
- MRM100形(隠しダイヤ)
- 美濃町線(田神線・各務原線含む)[注 17]
- 日野橋・琴塚・野一色・北一色・競輪場前・市ノ坪・田神・新岐阜
- モンキーパークモノレール線[注 18]
- 犬山遊園・成田山・動物園
- 名古屋本線
- 新名古屋(現:名鉄名古屋)・栄生・東枇杷島・西枇杷島・二ツ杁・新川橋・須ヶ口・丸ノ内・新清洲・大里・奥田・国府宮・島氏永・妙興寺・新一宮(現:名鉄一宮)・今伊勢・石刀・新木曽川・黒田・木曽川堤・東笠松[注 19]・笠松・岐南・茶所・加納・新岐阜(現:名鉄岐阜)
- 犬山線
- 新名古屋・栄生・東枇杷島・下小田井・中小田井・上小田井・西春・徳重(現:徳重・名古屋芸大)・大山寺・岩倉・石仏・布袋・江南・柏森・扶桑・木津用水・犬山口・犬山・犬山遊園・新鵜沼
PS2用の廉価版として2003年(平成15年)3月27日に『SIMPLE2000シリーズ Vol.22 THE 通勤電車運転士』がディースリー・パブリッシャーから発売された。内容は『3』と同様だが、『山陽新幹線編』の体験版は収録されていない。
蒸気機関車を運転するゲームとして登場したため、製品名は『汽車でGO!』となっている。先行する『プロフェッショナル仕様』および『名古屋鉄道編』と同様、アーケード版としてではなくPS版として開発された。
プレイ中に視点移動ができるほか、シリーズ初となる2人同時プレイ(機関士と機関助士)も可能である。操作方法も「電車でGO!操作」と「汽車操作」が選択できる。写真フロアにおける写真追加も「汽車操作」を選択してクリアしないと追加できない。また「汽車操作」を選択して、ツーハンドル式専用コントローラーなどの専用コントローラを使用した場合は空気ブレーキでの運転が可能であり、加減弁や逆転機操作も自動車のオートマチック車と同様の操作となる。ドレイン操作も自動操作となりドレインボーナスも獲得できない。
- 磐越西線(ばんえつ物語号)
- 新津・東新津・新関・北五泉・五泉・猿和田・馬下・咲花・東下条・五十島・三川・津川
- 磐越西線(磐梯会津路号)
- 郡山・喜久田・安子ヶ島・磐梯熱海・中山宿・上戸(猪苗代湖畔・関都・川桁・猪苗代・翁島は省略)・磐梯町・東長原・広田・会津若松[注 22]
- 信越本線(快速SL碓氷号)
- 高崎・北高崎・群馬八幡・安中・磯部・松井田・西松井田・横川・軽井沢[注 20]
- 京浜東北線
- 品川・田町・東京・秋葉原・上野[注 23]
オリジナルはアーケードゲームとしてリリースされた『がんばれ運転士!!』。持ち時間制ではなくライフ制である。
PS2版とWin版はタイトルが『電車でGO! 旅情編』に変更され、路線や車両が大幅に追加されている。ライフ制を持ち点制に変更、山陽新幹線にあった視点タイプの2種類追加、鉄ちゃんの代わりに案内人になるキャラクターが各路線に1人追加されている[注 24]など、大量の追加要素が収録された。
『電車でGO! 旅情編』の宣伝にはイメージキャラクターとして氷川きよしを起用した[17]。PS2対応の旅情編専用コントローラ、およびWin対応の旅情編専用コントローラが同時発売された。
収録路線は江ノ島電鉄(下り:藤沢駅→鎌倉駅)と伊予鉄道(5系統:松山駅前駅→道後温泉駅)のみ。
路面電車ならではの交通量の変化や道路上でのアクシデントがあり、また自動車のマニュアルシフトのごとく1段ずつノッチを進めて加速する手動加速制御(HL制御)やブレーキ動作・緩めに独特の操作を要する直通空気ブレーキの操作感覚も楽しめるが、PS2版で専用コントローラType2ならびに新幹線専用コントローラを使用している場合は直通空気ブレーキ操作は行えず、電気指令式ブレーキのみでの操作となる。沿線観光名所案内などもある。
なお、江ノ電でもワンマン運転を行える、電気指令式ブレーキ車も直通式空気ブレーキである、VVVFインバータ制御でもHL制御である、笛や発車ベルがドアが閉まった後に鳴る、自動ドアが実在しない「箱館ハイカラ號」や「坊っちゃん列車」でもドアが自動で開閉するなど、実物と全く異なる点が多い。
シリーズ中のJR・ほくほく線のワンマン列車と異なり、扉開閉やアナウンスを手動(自動に変更可)で行わなければならない(開閉ミスやアナウンス忘れをすると減点される)。今作は信号待ちなど、交通状況による遅延が発生しやすいため、定刻より1分以内の遅延であれば減点にならず、早着に関しては「お咎めなし」である。しかしオーバーランについてはシビアであり、停止線をわずか1cmでも超えた場合は減点になる。運行中の持ち点(ライフ)の精算は各駅到着後に行う。今作は駅などにいる人間が3Dポリゴンで描写されており、静止しているだけでなく歩行する。
本作はJR西日本の路線を収録しているが、仙台総合車両所(現:新幹線総合車両センター)の紹介ムービーも入れているため、JR東日本ならびにジェイアール東日本企画も制作協力している。厳密にはJR東日本ならびにジェイアール東日本企画に許諾を取ったのは、当初計画では本作を当時の新幹線全路線を所有している本州3社に承諾を取り全路線運転出来るように開発を進めていたが、当時はゲームの承認を一切拒否していたJR東海1社のみが許可を下さなかったことで、予定を変更してJR東海1社を除いた路線で開発を継続していたが、今度は当時のDVD-ROMの容量制約に引っ掛かり、JR東日本の新幹線路線の収録も断念した。なお、JR東海は2014年(平成26年)に社長が柘植康英に交代した際に商品化許諾方針が見直され、ゲームについても、他のJR各社と同様に商品化許諾を認めるようになった[19]。
本作はWii用タイトル『電車でGO! 新幹線EX 山陽新幹線編』として2007年(平成19年)3月1日に発売[20]。NINTENDO64以来の任天堂プラットフォームからのソフトである。
- 山陽新幹線上下線
- 新大阪駅 - 博多駅
- 博多南線上下線
- 博多総合車両所 - 博多南駅 - 博多駅
- 0系
- 100系
- 300系
- 500系
- 700系7000番台
- 全てJR西日本仕様で、300系は後年に撤去されることとなる9号車のパンタグラフが確認できる。
シリーズでは初めて、上り・下りの運転が楽しめるようになる。車両選択は主な車両を一部区間のみ運転できるダイジェストモードと、時刻表から列車を選択する時刻表モードとなっており、時刻表モードの選択画面はJR時刻表と同様のフォーマットである。従来のシリーズのプレイヤーがミスをすると持ち時間(秒)が減点されていく方式に対し、本作品では停車駅のみで運転評価を行い、所定以上の得点であれば継続プレイできる方式を採用した。そのため走行中にゲームオーバーで強制的に運行中止となることはなくなった(ただし、大幅な遅延または駅間に一定時間以上停車し続けた場合、2度の警告がされた後に強制的に運転が終了する)。さらに運転中の視点移動が可能となった(PS対応特製コントローラはビューチェンジのみで、上下左右の移動は不可)。列車の発車や到着時に、車内検札や車内販売など、様々な車内の1コマがランダムに出てくる。走行中に見える風景もワンパターンの繰り返しではなく、住居などのグラフィックも描かれている。
ホーム内の発車案内板は、新大阪駅がJR東海仕様の反転フラップ式案内表示機、ダイジェストモードの一部・三原駅・新岩国駅が国鉄仕様の反転フラップ式、それ以外の駅はJR西日本仕様のLED式となっている。
駅到着時の車内放送には、列車によって各駅で接続する路線の乗り換え案内が盛り込まれている(ただし発車番線は入っているが発車時刻は省略されている)。車掌アナウンスには『電車でGO!旅情編』に引き続き立川真司を起用。
今作はATCがメインとなっており、速度変更でいきなりゲームオーバーにならないために「ナビゲーションシステム」を改良し、ATCの速度制限も表示できるようになり、よりクリアしやすくなっている。また実際の新幹線の運転ではATCで減速するが、この動作を再現した(減速時のATCブレーキ作動で運転評価に影響を及ぼさない)「リアルモード」に切り替えることもできる。
マスコンの段数も実車通りとなっており、DUALSHOCK 2コントローラと新幹線コントローラは車種別にマスコン段数によって操作するが、PS対応特製コントローラとType2コントローラは5段操作のみとなる。
ATC信号の速度が実際の速度を超えた場合や、ATC信号が変わったときに実際の速度を超えている場合は、ATCブレーキが作動する。同時に、マスコンとブレーキの表示にAutoという表示が出される。
以下は、ATC信号が変わったときに実際の速度を超えているときの状況を表している。
- 「電GO!モード」で、信号が変わったときに表示が点滅している場合、手動でその表示速度まで減速しなければならないが、表示が点灯状態になったと同時にATCブレーキが作動した場合、減速が間に合わなかったとされ、運転評価に影響を及ぼす。
- 「リアルモード」で、ATCが走行する速度よりも低い指示速度に変わった際、ATCブレーキが作動し自動的にその表示速度まで減速する。この場合運転評価への影響はないが、ATCの指示速度を加速した際に上回った場合は運転評価に影響を及ぼす。
- 信号が30 km/hの時はATC確認が必要になる。方法は以下の2通り。
- 30 km/hになるまで確認ボタンを押しっ放しにして、ATCブレーキを緩解させる。
- 30 km/h以下の時に確認ボタンを押して、ATCブレーキを緩解させる。
- 12両編成以下(12両編成は上りのみ)の場合はATC確認前に構内手前にあるブレーキ開始標識に従いブレーキで速度を落とさなければならない。
その他、駅や停車関連のサウンドでは以下のようなサウンドが流される。
- 全駅で停止位置30 cm以内に停車できれば、到着ムービーの際に到着を告げる駅名アナウンスが流される。
- 一部を除く「ひかり」停車駅では、停車時に「〇番線ご注意下さい、列車入っております」、発車時に「〇番線ご注意下さい、列車が発車しまーす」という駅員の注意喚起アナウンスが流れるほか、新神戸駅では列車が入線時に「〇番線ご注意下さい、安全柵が開きまーす」という駅員の注意喚起アナウンスも流れる(Wii版では停車時に「〇番のりばご注意下さい、列車入っております」、発車時に「〇番のりばご注意下さい、列車が発車しまーす」という駅員の注意喚起アナウンスが流れるほか、新神戸駅では列車が入線時に「〇番のりばご注意下さい、安全柵が開きまーす」という駅員の注意喚起アナウンスも流れるようになる)。
博多南線の博多総合車両所は、「こだま」579号を博多南駅までノーコンティニューでクリアすれば継続プレイできる(以後はコンティニューしても車両所へ継続プレイ)。新大阪方面は、「こだま」656号を新大阪駅までノーコンティニューでクリアすると以後、車両所から出発となる。
「ひかり」151号岡山行きは、初回をクリアすればそれ以降のプレイからは新大阪駅を5分遅れで発車した上で、岡山駅に定着するように運転を行う回復運転を行うことになっている(2回目以降は新神戸駅 - 相生駅間に関してはダイヤの正確さは運転評価に影響を及ぼさない。またダイヤの遅れ時分も運転指令所からコールがある)。回復運転を取り入れるのはシリーズ初である。
『3通勤編』には本作の体験版が収録されており、新大阪駅→新神戸駅間を運転できる。体験版が終わるとタイトル画面に戻る。
Wii版ではPS2版をベースに、ダイヤや周辺の景観を2006年(平成18年)時点のものに変更している。これに伴い、700系B編成と0系・100系フレッシュグリーン塗装車および100系K編成が追加され、小郡駅が新山口駅に変更された(ただし、古いダイヤは放送のみ「小郡」と放送される)。一部ダイヤを除き、車内メロディが「いい日旅立ち・西へ」に変更されている。JR西日本のみに使用許諾を得ている関係で、JR東海所属の車内メロディである「AMBITIOUS JAPAN!」は収録されていない。駅構内放送でも、「○番線」から「○番乗り場」になる。また、新しく採用した「キッズモード」にはWiiリモコンを振って加速・減速をする速度キープ機能、キャラクターをさがせ、などの機能がある[21]。
PS2版の初期版では処理落ち欠陥があったり、数kmあるトンネルでも先が明るく見える、頻繁にフリーズする、午後8時台なのに空が夕焼け、などの問題点が存在する。処理落ちに関しては、メーカーは修正版との無料交換対応を行ったが、この旨をホームページや雑誌などで一般公開しなかった。また修正版は動作の問題はなくなったが、処理落ち対策のため風景に出てくる在来線の架線柱などが省かれた。
Win版ではセーブが不可能になるというトラブルが発生し、ホームページより無料の修正ソフトをダウンロードすることで対処した。
電車でGO! PLUG&PLAY2 山陽新幹線編EX
2023年(令和5年)7月7日、タイトーと瑞起は、同年12月7日に『電車でGO! 新幹線EX 山陽新幹線編』のPLUG&PLAY版を発売することを発表した[22][23]。 同作は、Wii版の解像度の480pから720pに変更したり、瑞起製のノッチ機構を採用することで本物の運転台に近い操作感を実現した。また、一部を除きWii版のデータを収録している。
- PS2:2002年(平成14年)[[10月25日]/2003年(平成15年)2月27日(BEST版)発売
- Win:2003年(平成15年)4月30日/2006年(平成18年)10月20日(廉価版)発売
- i-mode・EZweb・J-スカイ:2003年(平成15年)2月21日発売
前作の『プロフェッショナル仕様』は、初代・『2』の路線の再収録で追加要素を収録した作品だったが、今作はほとんど完全新規収録で、前作にはなかったJR四国の路線や、『新幹線 山陽新幹線編』以降に追加された上り下りの運転も収録されている。視点は駅構内停車時に限り上下左右に変更することができる。
収録路線数は5路線。前作より少ないが区間の種類が分かれており、運行距離が『新幹線 山陽新幹線編』の次に長い。また上り・下りの運転が可能となり、天候の違いや夜間走行が追加され、前作よりボリューム感が増した[24]。シリーズ初の運転の進行状況を中断できるセーブ機能や、指定された途中駅からプレイ可能ができる機能が追加された。
※()内路線は作中表記はないものの、作中で走行する路線。
- 湘南新宿ライン
- 横浜・新川崎・西大井・恵比寿・渋谷・新宿・池袋・赤羽・大宮[注 31]
- 鶴見線
- 鶴見、国道・鶴見小野・弁天橋・浅野・安善・武蔵白石・浜川崎・昭和・扇町・新芝浦・海芝浦・大川
- 湖西線
- 大阪・新大阪・東淀川・吹田・岸辺・千里丘・茨木・摂津富田・高槻・山崎・長岡京・向日町・西大路・京都・山科・西大津(現:大津京)・唐崎・比叡山坂本・雄琴(現:おごと温泉)・堅田・小野・和邇・蓬莱・志賀・比良・近江舞子・北小松・近江高島・安曇川・新旭・近江今津・近江中庄・マキノ・永原、近江塩津・新疋田・敦賀[注 12]
- 瀬戸大橋線
- 岡山・大元・備前西市・妹尾・備中箕島・早島・久々原・茶屋町・植松・木見・上の町・児島・高松・香西・鬼無・端岡・国分・讃岐府中・鴨川・八十場・坂出・宇多津・丸亀・讃岐塩屋・多度津・金蔵寺・善通寺・琴平
- 長崎・佐世保線
- 博多・竹下・笹原・南福岡・春日・大野城・水城・都府楼南・二日市・天拝山・原田・けやき台・基山・弥生が丘・田代・鳥栖・肥前麓・中原・吉野ヶ里公園・神埼・伊賀屋・佐賀・鍋島・久保田・牛津・肥前山口(現:江北)・大町・北方・高橋・武雄温泉・永尾・三間坂・上有田・有田・三河内・早岐・ハウステンボス・大塔・日宇・佐世保[注 32]
PS2の通常版では発車する際に「○番線、ドアが閉まります。ご注意ください。」とアナウンスが流れるほか、駅でない場所に故意に停車すると運転指令所からコールがあり、発車させると「異常ありません」と応答する。
瀬戸大橋線に限り、Win版では特急「南風」5号(キハ181系)の宇多津駅停車、快速「マリンライナー」2号・18号(213系)の備前西市駅にある無意味な制限速度50 km/hがないなど、PS2初期版と若干の相違が見られる(Win版はPS2修正版・TAITO BEST版と同等品)。
PS2初期の未修正版では湖西線にEF81形(「トワイライトエクスプレス」)が、佐世保線にキハ66系・キハ58系(「シーサイドライナー」)が収録されてはいるが、仕様により出現しない。ただし正規ではないツールや出現済みのメモリーカードを使用すれば初期の未修正版でも出現しない3ダイヤを運転可能である。PS2修正版・TAITO BEST版・Win版では運転できるように修正された。また、湖西線に大阪駅の接近メロディーが導入された。
これ以外にもPS2初期版には、隠し警笛で減点される、本来の817系の警笛が223系の警笛だったり、瀬戸大橋線上りの特急「南風」20号では発車時間が遅れ、どんなに速度を出しても間に合わないダイヤ、瀬戸大橋線下りでは児島駅での乗務員交代後にJR西日本の乗務員がそのまま乗務するが、一旦タイトル画面に戻ってコンティニューすると乗務員が交代し音声が変わる(修正版およびWin版でも、児島駅 - 坂出駅・宇多津駅でコンティニューした場合は上下線共に同じくそのバグが起きる)[注 33]などのバグも存在する。この作品も、山陽新幹線編と同じくメーカーによる修正版への無償交換が行われたが、やはりホームページや雑誌などでの情報提供は行われなかった。現在交換対応は行われていない。
Train Simulator+電車でGO! 東京急行編
これまでの作品と比べてグラフィック・音声面共に大幅に進化し、列車の拳動もより実物に近いものとなった。『電車でGO!』としてはこれまでで最大のボリュームである。例えば、モーター音や駅、車内メロディやベル、自動音声放送などの忠実な再現や各車両毎に加速やブレーキ性能、応答性などを可能な限り再現しているなど、より現実に近い感覚で運転が楽しめるようになった。また不自然な曲線や天候(時間帯含め)の表現も大幅に改良され、列車の所要時間も現実のものと近い仕様となった。ただし、駅間距離の短縮は違和感のない範囲でこれまで同様に存在する。
これまでのシリーズとは異なり、長区間に関しては初期段階から全区間をプレイすることはできず、2 - 3区間に区切られた区間をクリアして(東海道線では4区間)、ようやく全区間のプレイが可能となる。
途中駅でのセーブは『プロフェッショナル2』と異なり、オートセーブをONに設定している場合は行えず、マニュアルセーブに設定しないと行えない。
開発当初は中央・総武緩行線を収録する予定であった。店頭でプレイできた体験版にも収録されていたが[要出典]、製品版ではカットとなった。体験版では大阪環状線の103系「京橋駅→大阪駅」の区間でプレイが可能となり、製品版と若干の仕様の違いがみられる。体験版が終わると作品に関係する静止画とともに製品版に関する発売予定の文言が表示され、タイトル画面に戻る。Win版に発車メロディーのほか、三鷹駅 - 秋葉原駅間の放送サウンドデータが残されており、中央・総武緩行線で使用されている209系500番台の音声・車両データも入れられている。なお大阪環状線では2003年(平成15年)まで使用されていた発車メロディが使われている。なお『FINAL』とは、「ゲームマシンが進化しない限り、これ以上質の高いゲームは制作することができず、新しいハードができるまで制作しない」という意味である。
なおPSP用ソフトとして、以下の作品が路線別ごとに発売されている。
タイトル | 発売日 | 備考 |
---|---|---|
電車でGO! ポケット山手線編 | 2005年(平成17年)9月29日 | シリーズ初(音楽館制作の東京急行編を除く)のPSP用ソフト。 |
電車でGO! ポケット中央線編 | 2006年(平成18年)1月19日 | |
電車でGO! ポケット大阪環状線編 | 2006年(平成18年)3月30日[25] | |
電車でGO! ポケット東海道線編 | 2006年(平成18年)7月27日 | JR福知山線脱線事故の影響で207系の帯は新塗装に変更されている[26] (後述の『PLUG&PLAY』も同様の対応)。 |
その名の通り本体(ツーハンドル型コントローラー)とモニタを接続するだけでプレイできる家庭用ゲーム機である。
基本的な内容は『FINAL』と同じであるが、出力映像比率を4:3から16:9に修正しHD画質に対応しているほか、収録車両や仕様などに一部変更が見られる。『FINAL』では再現されていた発車メロディと東海道線の大阪駅と新大阪駅で使用されている一部のベルは全てベルのみになったほか、特急車両や223系0番台で使用されている車内チャイムは無くなり、223系やE257系などのミュージックホーンはE231系の山手線と準じた電子警笛に変更された。また、ムービー観覧では東海道線の223系を見る際のBGMが少し早くなっているほか、2005年(平成17年)4月25日に発生したJR福知山線脱線事故の影響により207系のムービーや画像が無くなっている。
本体カラーは「電車でGO!用コントローラ」(初代)と同じ通常カラーと『電車でGO! PLUG&PLAY』のロゴをイメージしたAmazonプライムデー限定カラーの2種類が発売された。
再販版の本体カラーは新カラーバージョン
- 山手線
- 内・外回り 全線
- 103系
- 205系
- E231系500番台
- この路線ではATCを使用した運転となる。
- 大阪環状線:内・外回り 全線
-
- 103系
- 221系
- 223系
- 山手線
- 品川・田町・浜松町・新橋・有楽町・東京・神田・秋葉原・御徒町・上野・鶯谷・日暮里・西日暮里・田端・駒込・巣鴨・大塚・池袋・目白・高田馬場・新大久保・新宿・代々木・原宿・渋谷・恵比寿・目黒・五反田・大崎[注 10]
- 中央線
- 東京・神田・御茶ノ水・四ツ谷・新宿・大久保・東中野・中野、高円寺、阿佐ケ谷・荻窪・西荻窪・吉祥寺・三鷹・武蔵境・東小金井・武蔵小金井・国分寺・西国分寺・国立・立川・日野・豊田・八王子・西八王子・高尾
- 東海道線
- 京都・西大路・向日町・長岡京、山崎・高槻・摂津富田・茨木・千里丘・岸辺・吹田・東淀川・新大阪・大阪・塚本・尼崎・立花・甲子園口・西ノ宮(現:西宮)・芦屋・甲南山手・摂津本山・住吉・六甲道・灘・三ノ宮・元町・神戸[注 34]
- 大阪環状線
- 大阪・福島・野田・西九条・弁天町・大正・芦原橋・今宮・新今宮・天王寺・寺田町・桃谷・鶴橋・玉造・森ノ宮・大阪城公園・京橋・桜ノ宮・天満
運転評価方法として、これまでの持ち時間制ではなくライフ制を採用している。それに伴い、従来は到着予定時刻より1秒でも遅れたら減点されていたが、今回は到着が5秒 - 15秒以上の遅延で初めて減点となる。また早着による減点が無くなった。しかし「エンジョイモード」で回復救急箱を使用した場合を除いて一度減点されたライフは加点されても回復しない。また得点には「チェイン・システム」を採用している。連続して定時到着、定位置停車、定通、定速などを成功させることで、1度に獲得するポイントが基本点の2倍、3倍…と最大50倍まで膨らんでいく仕組みである。なお、51倍以上になってもカウントは続く。定速帯では指定の速度と誤差が発生した場合はそこで定速帯の加点は終了する。また「エンジョイモード」では、減点の際ライフは次の駅に着いてから減るので、思いどおりの運転が可能。また電車の連結などといった操作もボーナスゲームとして盛り込まれている。
前作とは異なり、路線をクリアした後、新たに運転ができる時刻表が追加される場面もあったが、本作ではお金を設けたダイヤを購入して運転ができるようになった。一部は特定のダイヤをクリアした後情報が解禁されるのもある。
場所に故意に長時間停車すると減点されると共に運転指令所からコールがあり、発車させると「異常ありません」と応答する。
発車メロディやベル、ブザーが流れた後に電車を発車する際の「ドアが閉まります。ご注意ください」というアナウンスが流れるようになる(東海道線では「〇番乗り場から、△△△[種別]・□□□行きが発車します」というアナウンスが流れる)。
駅や停車関連のサウンドでは以下のようなサウンドが流される。
- 山手線において、品川駅を発車する際「〇番線ドアが閉まりまーす。駆け込み乗車はおやめください!!」という注意喚起アナウンスが流れ、目黒駅と五反田駅では「〇番線、□□□・□□□方面発車いたします」という駅員アナウンスが流れる。また、山手線内回りでは有楽町駅を発車する際「間もなくドアが閉まります。間もなくドアが閉まりまーす」というアナウンスも流れる。
- 中央線において、駅を発車する際「〇番線ドア閉まります。閉まるドアにご注意ください」「ドア閉まります。閉まるドアにご注意ください」「ドアが閉まります」という注意喚起アナウンスが流れる。
- 大阪環状線において、京橋駅の発車時に環状線内回りでは「内回りから電車発車です。ドアが閉まります。ドアが閉まりまーす」、環状線外回りでは「ドアが閉まりまーす。閉まるドアにご注意くださーい」という注意喚起アナウンスが流れる。大和路快速加茂行きや関西空港・和歌山方面行きの関空快速・紀州路快速では新今宮駅を発車の際「空いたドアからお乗りくださーい。ドアが閉まります。閉まるドアにご注意くださーい」という注意喚起アナウンスも流れる。
- 東海道線において、新快速や下り快速・普通電車、上り特急では新大阪駅を発車時に「ドアが閉まりますので、ご注意ください。ドアが閉まりまーす」という駅員のアナウンスが流れ[注 35]、三ノ宮駅の発車時に「ドアが閉まります。ドアが閉まります。ご注意ください」という駅員のアナウンスが流れる。
本シリーズでは初めてとなる「車掌乗務」が登場した。1人で車掌乗務をする場合はコンピュータが運転士を務めるが、1人が運転士、もう1人が車掌を務めるというプレイヤー2人での協力プレイも可能。駅に到着したら正しいホーム側の扉を開け、発車アナウンスのタイミングを図って扉を閉め、列車進行中は次の正しい停車駅を選択して車内アナウンスを行うというものである。なお、車掌乗務ではエンジョイモードが選択できない。
「ナビゲーションシステム」を改良し、信号の設置位置、速度制限の制限開始の位置をラインで示すようになった。またナビ範囲も最大500m(そのダイヤの難易度により異なる)に伸び、速度制限などの予告も余裕を持って知ることが出来るようになった。また、速度制限が近づくと速度メーター上にも予告が表示されるようになった。
キハ181系特急「はまかぜ」を運転するダイヤでは、一度クリアすることにより、次回からは「はまかぜ」のダイヤカーソルに合わせた上で、DUALSHOCK 2コントローラでは△ボタンを押しながら○ボタンを、特製コントローラではDボタンを押しながらCボタンをそれぞれ押すことによって、はまかぜ色から国鉄色へ変更することができる。
作中ではいくつかの再現ミスが存在する。中央快速線に登場するE257系は、11両編成の場合は新宿方面先頭車に貫通扉は設置されていないにもかかわらず、作中では貫通扉が設置されていたり、天王寺駅の屋上にあるJRマークが西日本のコーポレートカラーである青ではなく、東日本である緑になっている、福知山線直通新三田行きの英語表記が「Shin-Sanda」ではなく「Shin-Mita」と誤記されているといったミスがみられる。
エンディング曲はSUPER BELL"Zによる「MOT (e) R MANでGO!」( (e) は正確にはOの中にeを書く)。
上記業務用・家庭用機の路線の一部をピックアップして収録されているが、携帯電話オリジナル路線(下記参照、アプリオリジナルの列車、キャリア限定配信のものも含む)、ミニゲームも登場した。なお、一部機種 (FOMA D901i・D901iS) では、『山手線内回り一周』および『山手線内回り一周 夕焼け編』がプリインストールされた。観光モード(車窓モード)は、自動運転で前方の風景を眺めるゲームモードで、ゲーム中では出てこない沿線の名所、道路・他の鉄道路線がテロップで登場する。
なおタイトルは『北陸本線』までは『電車でGO!3D』が付いていたが、『函館本線雪景色編』からは普通の『電車でGO!』となった。また、『函館本線雪景色編』より、ネットランキングの走行ポイントの計算システムが刷新され、短い区間でも容量が小さいアプリと同等以上のポイントがもらえるようになっている。なお2009年(平成21年)にポイントランキングは終了となり、同年7月には、Docomoのページにおいて『江ノ電編(従量版)』『京急エアポート編』の配信は終了した。さらに、同年秋から配信された『湘南新宿ライン編』からは、個別課金で購入したポイントを消費して車両データをダウンロードすることにより、より多くの車両を選択できるようになった。
- 山手線
- 渋谷駅→品川駅
- 品川駅→東京駅
- 205系
- 大阪環状線
- 大阪駅→大正駅
- 103系(普通)
- 京浜東北線
- 蒲田駅→横浜駅
- 209系
- 中央線
- 中野駅→東京駅
- 201系
- 江ノ電編
- 鎌倉駅→江ノ島駅
- 20形
- 300形(観光モード)
- この作品から登場した「観光モード」は、『名鉄編』から「車窓モード」と名前を変えて存続している。月額版と従量版の2種類があるが、内容は同一である。
- シカゴ編(brownline 外回り)
- シカゴ駅→シカゴ駅(運転モード・観光モード)
- ※名鉄編
- 新名古屋駅→新岐阜駅
- 1000系(特急)
- 7000系(急行)
- これらの列車は、PlayStationでのオリジナル作品では設定されていなかったオリジナルのものである。
- ※山手線夜編(ezwebのみ)
- 山手線の風景を夜の物に変えたもの。
- 山手線外回りワイド版
- 東京駅→渋谷駅
- 渋谷駅→駒込駅
- 駒込駅→東京駅
- 東京駅→東京駅
- E231系500番台
- 103系
- 背景の列車ながら、中央線快速用のE233系が登場する。
- 京浜東北線南行編
- 田端駅→品川駅
- E233系1000番台(快速)
- 209系(普通)
- 湘南新宿ライン編
- 横浜駅→新宿駅
- E231系(普通・特別快速)
- 115系(普通・特別快速)
- 251系(特急「スーパービュー踊り子」)
- 185系(特急「踊り子」)
- このアプリで初めて、個別課金でのポイントによる車両データのダウンロードシステムが採用された。
- JR京都線(大阪駅→京都駅)
- 「直感 きっぷきり」(2007年(平成19年)10月1日配信、iアプリのみ)
- 直感ゲーム対応の機種のみが使用可能だが、それ以外の機種向けの通常操作版(携帯を振って切符を切る動作が、決定ボタンの上を押す動作に変わる点)も、同年11月1日に配信された。直感の名のとおり、iアプリ版しかないので注意が必要である。
- 「直感 アナウンス」(2007年(平成19年)11月26日配信、iアプリのみ)
- 905iシリーズに搭載された音声認識機能を使った直感ゲーム。そのため、それ以外の機種ではダウンロードできない。
- 山手線編
- 内・外回り全線
- 103系
- 205系
- E231系500番台
- フリーランが設定されているが、ほかのバージョンと異なり必ず各駅に停車しなければならない(通過しようとすると非常停止となる)。
- 追加課金で103系・205系が使えるようになる。
- auスマートパス版では、内回りを全区間走破すると103系の使用と内回り一周および外回り(東京駅 - 品川駅間)の運転が可能になり、さらに外回りを全区間走破すると205系の使用と外回り一周の運転が可能になる。
- 連結! 電車でGO!!
- 電車をモチーフにしたパズルゲームである。当初は2016年(平成28年)冬に配信予定だったが、度重なる配信延期の末、2018年(平成30年)3月29日に開発中止が発表された。基本プレイは無料でアイテム課金制、アーケードゲーム『電車でGO!!』と連動する予定であった。
基本的なゲームシステムは業務用・家庭用と同じだが、一部簡素化された部分がある。インターフェイスは、ヒロ製のコントローラハウジング版とエポック版を除き、ボタン操作である。
- マメブルッ! 電車でGO!(バンダイ)
- 電車でPO!(バンダイ):電車形の歩数計。
- 電車でGO!(ヒロ)
- コントローラハウジングシリーズ 電車でGO!(ヒロ)
- 電車でGO!2 高速編(イワヤ)
- EL-SPIRITS 電車でGO!(エポック社)
山手線命名100周年記念 電車でGO! 特別編 ~復活!昭和の山手線~
シリーズ初のニンテンドーDS用ソフト。電車でGO!シリーズとしてはWii以来の任天堂プラットフォームでの発売。
今作よりタイトーの家庭用ゲームソフト事業が同じスクウェア・エニックス・ホールディングスのグループ会社であるスクウェア・エニックスに移管されたため、発売元はスクウェア・エニックスとなっている。制作は音楽館が担当、制作総指揮を向谷実が執っている。山手線命名100周年を記念して発売。
- 山手線
- 山手線(現代)
- 103系(高運転台車)
- 205系(量産車)
- E231系500番台
- 山手線(昭和)
- 隠し車両(現代)
- 205系(量産先行車)
- E231系500番台(山手線命名100周年記念号・明治ミルチトレイン)
- 隠し車両(昭和)
- 隠し車両(明治)
通常の運転ゲームである「運転士モード」のほかに、山手線もしくは山手線の駅にちなんだ問題が出題される「山手線検定」、運転士モードですれ違ったりした電車を眺める「コレクション」などのモードがある(宇都宮線・高崎線・湘南新宿ラインとして活躍するE231系1000番台なども収録)。子供にもプレイ出来るように、解説部分に表示される漢字にはルビが振られている。
「現代モード」では山手線1周34.5 kmを運転でき、「昭和モード」では昭和30 - 50年代の山手線が再現されている。駅間距離はそれまでの作品では実際の距離より短縮されていたが、今作では「リアル路線長」になっている。運転操作に関しては、直感操作かリアル操作かを選ぶことが可能となっているが在来のボタン操作はない。
発車メロディも再現しており、「せせらぎ」、「春」、「JR-SH3」(東京駅)、「SF-1」(大崎駅・内回り)、「さくらさくら」(駒込駅)などがある。ただし、高田馬場駅の「鉄腕アトム」、恵比寿駅の「第三の男」(ヱビスビールのCM曲)は今作では再現されず、ベル音となっている。天候は全て晴れである。
シリーズ全体では『特別編 〜復活!昭和の山手線〜』発売以来7年ぶりで、アーケードでも『がんばれ運転士!!』以来17年ぶりの新作。シリーズ生誕20周年作品でもある。電車の運転室を模した全4画面の大型専用筐体にはNESiCAカードリーダーも設置され、一部店舗ではIC乗車券(電子マネー)も対応している。現在のタイトーの親会社であるスクウェア・エニックスのヴィジュアルワークス部の協力の下、実写レベルのCG技術(ミドルウェアはUnreal Engine 4)を採用。またオンラインアップデートにより順次新規路線や車両を追加出来る機能も装備した。配信予定のスマートフォンアプリ『連結!電車でGO!!』ではアーケード版と連動した要素も組み込まれると発表されたが、稼働からわずか4か月後の2018年(平成30年)3月29日に開発中止が発表された[27]。
本作ではシリーズで初めて、遂にJR東海の許諾を得ることに成功し、1形式限定かつごく短区間ではあるが、同社の路線と車両が運転できるようになった(前述の通り、2014年(平成26年)の社長交代以降、他のJR各社と同様にゲームについての製品化許諾も可能になったためである)。
ナビゲーターとしてこれまでの鉄ちゃんに代わり「二葉」(関東路線と中央本線(名古屋地区))と「六葉」(関西路線と名鉄名古屋本線)が登場する。
『FINAL』とは異なり、高速域の減速性能が実車よりも悪く設定している。
- 山手線(内回り)
-
- (山手線)
- 原宿駅→渋谷駅→品川駅
- E231系500番台
- E235系0番台
- (山手線2)
- 品川駅→高輪ゲートウェイ駅→上野駅
- E231系500番台
- E235系0番台
- 池袋駅→高田馬場駅→新宿駅
- E231系500番台
- E235系0番台
- 中央・総武線各駅停車
- 市ケ谷駅→秋葉原駅
- E231系500番台
- 大阪環状線(内回り)
- 森ノ宮駅→京橋駅→大阪駅
- 323系
- 201系
- 中央・総武線各駅停車
- 市ケ谷・飯田橋・水道橋・御茶ノ水・秋葉原
- 京浜東北線
- 品川・高輪ゲートウェイ・田町・浜松町・新橋・有楽町・東京・神田・秋葉原・御徒町・上野・鶯谷・日暮里・西日暮里・田端
- 山手線
- 原宿・渋谷・恵比寿・目黒・五反田・大崎・品川・高輪ゲートウェイ・田町・浜松町・新橋・有楽町・東京・神田・秋葉原・御徒町・上野
- 中央本線
- 大曽根・千種・鶴舞・金山・名古屋
- 名鉄名古屋本線
- 神宮前・金山・山王・名鉄名古屋・栄生
- 大阪環状線
- 森ノ宮・大阪城公園・京橋・桜ノ宮・天満・大阪
- 阪神本線
- 大物・尼崎・出屋敷・尼崎センタープール前・武庫川・鳴尾(現:鳴尾・武庫川女子大前)・甲子園
- 渋谷駅「小川のせせらぎ」(JASRAC著作権番号11474963)
- 目黒駅「Water Crown」(JASRAC著作権番号12460401)
- 五反田駅「JRSH2-1(庭園)」(JASRAC著作権番号08652139)
- 大崎駅「遊園地の見える駅」(JASRAC著作権番号14413736)
- ※原宿駅「原宿a」は著作者不明、恵比寿駅「第三の男」は権利上の理由により使用できず。
- ※現在は使われておらず、全て発車ベルに変更されている。
- 2018年(平成30年)9月13日:大阪環状線追加。
- 2019年(平成31年・令和元年)
- 2020年(令和2年)
- 3月16日:名鉄名古屋本線追加。家庭用である『名古屋鉄道編』以来20年ぶりであり、アーケード版では初めて登場した。
- 11月26日:「山手線2」品川駅→東京駅間追加。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)4月14日:「山手線2」池袋駅→新宿駅間延長[31]。
2019年(令和元年)6月26日のアップデートで、初代『電車でGO!』を再現したモード「電車でGO! 復刻版」が収録された[32]。
2019年(令和元年)9月25日のアップデートで、復刻版に『2高速編 3000番台』を再現したモードが追加された。ただし収録されているのは東北路線(秋田新幹線(東北新幹線)・奥羽本線・田沢湖線)、関東路線(山手線・京浜東北線)、関西路線(JR神戸線)の6路線となり、北越急行ほくほく線は収録されていない[33]。東北路線のうち、秋田新幹線のダイヤでは、盛岡駅で0 m停車をすれば連結ボーナスゲームができていたが、復刻版では0 m停車をしてもできなくなった。また隠しダイヤであった秋田駅→新花巻駅間(特級)はプレイできなくなっている。関西路線(JR神戸線)は221系・223系快速のみしか運転できず、201系・207系が運転できなくなった。また対向列車として登場する207系もJR福知山線脱線事故を機に帯色が変更されているが、側面窓横の帯が再現されていないなど最小限の変更となっている。
なおATS確認はATSの警報音がなって5秒以内に、勾配起動スイッチ(運転士が右手で掴んでいるハンドルの緑のボタン)を押すと確認扱いになり強制停車は免れるが、次の信号は下位のものになる(例えば、減速信号→注意信号、注意信号→警戒信号または停止信号)。
- 2019年(平成31年)3月18日稼働開始[34]
『電車でGO!!』のエンジンを流用し、子供向けにルールをアレンジしたバージョンで、『電車でGO!!』にはない「警笛で鳥を追い払う」や「ワイパーで窓をきれいにする」などのミッションを取り入れている。
家庭用ゲーム機の新作としては『復活!昭和の山手線』以来10年ぶり、据置機の新作としては『FINAL』以来16年ぶりの作品である。
今作では、アーケード版のシステムをそのままに家庭用にアレンジしており、アーケードにもある指差し確認や減光といった操作もコントローラーのボタンで操作する形になっている。これまでの家庭用(PS・PS2)とは操作が異なり、スティックで操作する形となる。操作タイプ・入力タイプはそれぞれ2種類が用意され、操作タイプはブレーキ・マスコンともに3段階で調節する「シンプルタイプ」と、実車の操作に近い「スタンダードタイプ」の2種類が設定されており、入力タイプは細かい調節ができる「ステップ入力」と、スティックの傾き具合に応じて変化する「ダイレクトタイプ」の2つが設定されている。103系や205系といったツーハンドル車両は左スティックがマスコン、右スティックがブレーキとなっているが、ワンハンドルの車両は左スティックのみの操作となる。
なお、Switch版では発売当初から従来の家庭用の操作である方向キー操作に対応しており、PS4版でも、2021年(令和3年)7月に行われたアップデートで、方向キー操作に対応するようになった。また2021年(令和3年)8月5日に、Nintendo Switch用「電車でGO!!専用ワンハンドルコントローラー for Nintendo Switch」が瑞起より発売された[36][注 40]。
収録路線および車両は以下の通り[35]。
- 山手線(内回り)
- 高輪ゲートウェイ駅を含む全区間
- E231系500番台
- E235系0番台
- 205系
- 103系
- 中央・総武線各駅停車(東行)[注 41]
- 市ケ谷駅→秋葉原駅
- E231系500番台
- 埼京線(下り)
- 池袋駅→大崎駅
- 上野東京ライン
- 品川駅→上野駅
山手線のほかに、山手線と並行して走る路線(京浜東北線・埼京線・上野東京ライン・成田エクスプレス)やACに収録された中央・総武線各駅停車が収録される。京浜東北線は『プロフェッショナル仕様』以来21年ぶり[注 43]、中央・総武線各駅停車は家庭用としては『通勤編』以来19年ぶり、上野東京ライン・埼京線は初収録となった[注 44]。また、E233系とE259系は、全シリーズを通じて初めて運転できるようになった。[注 45]このほか、ノンプレイアブル車両として185系・189系・215系・251系・E217系・E231系0番台・E231系1000番台・E233系0番台・E353系・E351系が登場する。
前述の通り高輪ゲートウェイ駅が追加されているが、実際に同駅開業後の山手線で運用されている車両はE235系のみである[注 46]。またアーケード版のデータを基に作られているが、渋谷駅の埼京線・湘南新宿ラインのホームが移設されていないなど[注 47]、変更されていない部分もある。
- 山手線
- 品川・高輪ゲートウェイ・田町・浜松町・新橋・有楽町・東京・神田・秋葉原、御徒町・上野・鶯谷・日暮里・西日暮里・田端・駒込・巣鴨・大塚・池袋・目白・高田馬場・新大久保・新宿・代々木・原宿・渋谷・恵比寿・目黒・五反田・大崎
- 京浜東北線
- 品川・高輪ゲートウェイ・田町・浜松町・新橋・有楽町・東京・神田・秋葉原、御徒町・上野・鶯谷・日暮里・西日暮里・田端
- 上野東京ライン
- 品川・新橋・東京・上野
- 埼京線
- 池袋・新宿・渋谷・恵比寿・大崎
- 特急「成田エクスプレス」
- 池袋・新宿・渋谷・品川
- 中央・総武線各駅停車
- 市ケ谷・飯田橋・水道橋・御茶ノ水・秋葉原
アーケード版には設定されていなかった「駅を通過するダイヤ」が設定されており、通過駅では、通過時刻との誤差が0に近いと高いスコアが獲得できる[注 48]。ただし、その路線に駅が無くても、並走する山手線・京浜東北線のみ設置された駅にも「通過位置」が設定されている。その場合の通過位置は山手線の停車位置が基準になる。またホームドア設置駅の停車はアーケード版と同様、TASCは装備されておらず手動で停止位置に止める形になる。
本作は相鉄・JR直通線開業直後の発売であるが、大崎駅到着前の自動放送は「相鉄線直通電車はお乗り換えです」の文言が収録されている。なお、ゲーム内の行先はりんかい線の「新木場」で固定されており、相鉄・JR直通線方面関連の行先に設定されているものは存在しない[注 49]。