うそつきケイティ


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うそつきケイティ』(Katy Lied)は、スティーリー・ダンが1975年3月にABCレコードからリリースした4作目のアルバム

『うそつきケイティ』
スティーリー・ダンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1975年
ジャンル ロック
時間
レーベル ABCレコード
プロデュース ゲイリー・カッツ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 10位(ニュージーランド[1]
  • 13位(アメリカ[2]、イギリス[3]
  • スティーリー・ダン アルバム 年表
    • うそつきケイティ
    • (1975年)
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    評価

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    このアルバムはゴールドアルバムに選ばれ、チャート13位に入賞したものの、メンバーのドナルド・フェイゲンウォルター・ベッカーは、設備の機能不良による音質の低下に不満をもっており、アルバム完成時に聞くことを拒絶している。メンバーのデニー・ダイアスによると、この機能不良は特にA面5曲目の「ドクター・ウー」の冒頭部で顕著であり、注意深く聞くと、サクソフォーンがまるで何の感慨もないように聞こえるという。とはいえ、現在このアルバムはフェイゲンとベッカーの最も重要な作品のひとつと見なされている。

    タイトルとジャケット

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    アルバムタイトル名はA面5曲目「ドクター・ウー」の歌詞が由来であり、ジャケットに映る虫はキリギリス(英名 katydids)である。
    1975年の日本初発売時には「嘘つきケイティ」[4]の表記であったが、1976年[5]の再発売から1980年代末[6]まで「うそつきケティ」と表記されていた。
    1990年代以降は「うそつきケイティ」の表記になっている。

    収録曲

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    全作曲: Walter BeckerとDonald Fagen。
    #タイトル時間
    1.「ブラック・フライデー」(Black Friday)
    2.「バッド・スニーカーズ」(Bad Sneakers)
    3.「可愛いローズ」(Rose Darling)
    4.「親父の嫌いなニューヨーク・シティ」(Daddy Don't Live in That New York City No More)
    5.「ドクター・ウー」(Doctor Wu)
    6.「エブリワンズ・ゴーン・トゥ・ザ・ムービーズ」(Everyone's Gone to the Movies)
    7.「ユア・ゴールド・ティースII」(Your Gold Teeth II)
    8.「チェイン・ライトニング」(Chain Lightning)
    9.「エニー・ワールド」(Any World (That I'm Welcome To) )
    10.「スロウ・バック・ザ・リトル・ワンズ」(Throw Back the Little Ones)

    合計時間:

    レコーディング・メンバー

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    スティーリー・ダン

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    スタジオ・ミュージシャン

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    制作

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    • プロデューサー:ゲイリー・カッツ
    • エンジニア:ロジャー・ニコルズ

    脚注

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    1. ^ charts.org.nz - Steely Dan - Katy Lied
    2. ^ Katy Lied - Steely Dan : Awards : AllMusic
    3. ^ STEELY DAN | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される
    4. ^ Steely Dan - Katy Lied”. discogs.com. 2024年1月22日閲覧。
    5. ^ Steely Dan - Katy Lied”. discogs.com. 2024年1月21日閲覧。
    6. ^ Steely Dan - Katy Lied”. discogs.com. 2024年1月21日閲覧。

    外部リンク

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    Steely Dan - Official Site
     

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