フロリアヌス


ウィキメディアプロジェクトへの貢献者

Article Images
曖昧さ回避 この項目では、ローマ皇帝について説明しています。カトリックの聖人については「フロリアヌス (聖人)」をご覧ください。

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。このテンプレートの使い方
出典検索?"フロリアヌス" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2017年9月)

マルクス・アンニウス・フロリアヌス(Marcus Annius Florianus, ? - 276年)は、軍人皇帝時代のローマ皇帝。在位期間は3ヶ月に満たなかった(88日間)。

フロリアヌス
Florianus
ローマ皇帝

フロリアヌス

在位 276年

死去 276年
テンプレートを表示

生涯

編集

ローマ皇帝タキトゥスの異母(父)弟であり、タキトゥス帝が276年に死去した後、ヒスパニアブリタニアガリアマウリタニア等の西方属州の軍隊により皇帝に推挙された。また、当初は元老院の支持が無かった事から、硬貨を鋳造すると共に元老院に対して自身への支持を要請したとされる。

一方で東方属州の軍隊はプロブスを皇帝として選出。フロリアヌスはヘルール族(ゲルマン族の1部族)と戦うために軍を率いており、フロリアヌス軍はプロブス軍とキリキア近郊で遭遇したものの、兵力に劣るプロブスが決戦を避けた。後にプロブスが徐々に優位に立ったことから、フロリアヌスは部下の裏切りに遭って殺害された。