ロレンツォ・コスタ


ウィキメディアプロジェクトへの貢献者

Article Images

ロレンツォ・コスタ(Lorenzo Costa, 1460年 - 1535年3月5日)は、イタリアルネサンス期の画家

ロレンツォ・コスタの『聖セバスティアヌス』。ウフィツィ美術館所蔵。

フェラーラに生まれたが、20代のはじめ頃までにはボローニャに移っていた。多くの画家が両方の都市の近郊で働いていて、他の画家たちはコスタのことをフェラーラ派だと見なしていた。コズメ・トゥーラ(フェラーラ派)のところで修行したという説もある。

1483年に、コスタは『聖母子とともにあるベンティヴォーリオ家』他のフレスコ画を、サン・ジャコモ・マッジョーレのベンティヴォーリオ礼拝堂の壁に描くと、引き続き多数の作品を制作した。コスモはフランチェスコ・フランチャとは親友で、ライボリーニの影響を強く受けた。1509年、コスタはマントヴァに行き、そこでフランチェスコ2世・ゴンザーガというパトロンを見つけた。コスタは死ぬまでその地にとどまった。

彼の息子イッポリト(1506年 - 1561年)とジローラモ、さらにジローラモの息子の小ロレンツォ(1537年 - 1583年)も画家になった。コスタの仲間あるいは弟子たちには、コズメ・トゥーラドッソ・ドッシルドヴィコ・マッツオリーノ英語版、さらにニッコロ・ピサーノ(1470年 - 1538年。同名の彫刻家とは別人の画家)といった人々がいた。

  • ギャラリー
  • 『子犬を抱えた女性』

  • 『受胎告知』

  • 『聖者を連れた聖母の栄誉』

  • 『聖セシリアの施し』