YKベーキングカンパニー
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Article Images株式会社YKベーキングカンパニー(ワイケーベーキングカンパニー、YK Baking Company Co., Ltd.)は、大阪府大阪市東淀川区に本社を置き、包装パン事業、デリカ食品事業、包装パンの配送事業を手掛けている企業。山崎製パンの100%子会社。
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | YKBC |
本社所在地 |
日本 〒533-0014 大阪市東淀川区豊新2丁目16-14 |
設立 | 2022年10月12日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 5120001249611 |
事業内容 | パン、和・洋菓子の製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 深澤忠史 |
資本金 | 3億1000万円 |
従業員数 | 1391人(2023年8月31日現在) |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 | 山崎製パン 100% |
外部リンク | https://www.ykbaking.co.jp |
特記事項:2023年2月1日に神戸屋から吸収分割。 | |
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概要
神戸屋は、長年にわたり包装パンの製造販売事業とデリカ食品の製造販売事業を手掛けてきた。しかし、国内において人口減少や少子高齢化が進む中で、今後の事業展開を検討した結果、神戸屋は冷凍パン事業及びフレッシュベーカリー・レストラン事業に専念することにした[1][2][3][4]。同時に、山崎製パンに対して包装パンの製造販売事業とデリカ食品の製造販売事業の譲渡を打診し、神戸屋と山崎製パンは2022年8月26日に、包装パンの製造販売事業とデリカ食品の製造販売事業を神戸屋が新たに設立する新会社へ吸収分割により譲渡した上で、新会社の株式を山崎製パンが取得する契約並びに包装パン製品において神戸屋ブランドを2年間使用可能とする契約を締結した[1][2][4][5]。
神戸屋は2022年10月12日に新会社である株式会社YKベーキングカンパニーを設立[6][7]。YKベーキングカンパニーは2023年2月1日付で、神戸屋から包装パンの製造販売事業とデリカ食品の製造販売事業を吸収分割により譲受したと同時に[8]、子会社の商号変更も実施した[9]。包装パンの工場直売もYKベーキングカンパニーが継承した[10]。
神戸屋が保有していたYKベーキングカンパニー株式は、2023年3月31日付で山崎製パンへ譲渡され、YKベーキングカンパニーは山崎製パンの完全子会社となった[6][7]。山崎製パンは、YKベーキングカンパニーを完全子会社化した事により、関西地区における生産強化を図る[11]。
当初は神戸屋ブランドを使用していたが、2023年11月から順次YKベーキングブランドへの切り替えが進められている[10][12]。
沿革
- 2022年10月12日 - 設立。
- 2023年
- 2月1日 - 神戸屋から包装パンの製造販売事業とデリカ食品の製造販売事業を吸収分割により譲受。
- 3月31日 - 株式譲渡により、山崎製パンの完全子会社となる。
事業所
子会社
- 株式会社YKマルト
- 株式会社YKタイヨー
- 株式会社YKマツヤ
- 株式会社YK浜松デリカ
- 株式会社YKロジスティックス
脚注
- ^ a b 株式会社神戸屋の包装パン事業等の譲受けに関するお知らせ山崎製パン 2022年8月26日
- ^ a b 当社卸事業等の譲渡に関するお知らせ神戸屋 2022年8月26日
- ^ 神戸屋社長に聞く「包装パン事業売却」後の戦略、赤字の直営店と冷凍パンでどう戦う?ダイヤモンドオンライン 2022年9月2日
- ^ a b 山崎製パン<2212>、神戸屋から包装パン・デリカ食品事業を取得M&A online 2022年8月26日
- ^ 山崎製パン、神戸屋から包装パンなど譲受 ブランド使用2年可能日本食糧新聞 2022年8月26日
- ^ a b 株式会社神戸屋の包装パン事業等の譲受け完了に関するお知らせ山崎製パン 2023年3月31日
- ^ a b 当社包装パン事業等の譲渡完了に関するお知らせ神戸屋 2023年3月31日
- ^ 事業譲渡に伴う分社化および本社、事務所移転のご案内 神戸屋 2023年2月1日
- ^ マツヤ神戸屋、山崎製パン系列に 3月、親会社が事業譲渡山陰中央新報 2023年1月31日
- ^ a b 【工場直売所】YKベーキングカンパニー(旧・神戸屋)の余剰生産分を販売する直売所が安すぎる!ロケットニュース24 2023年11月20日
- ^ 山崎製パン、神戸屋の包装パン事業買収 関西で生産強化日本経済新聞 2022年8月26日
- ^ パッケージロゴが新しくなりますYKベーキングカンパニー 2023年11月1日